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2014年06月27日

北信地域の幼稚園にて講演会

今月24日(火)、北信地域の幼稚園にて保護者の皆様に向けての講演をさせていただきました。

テーマは
「幸せな親になろう」
~天使になった子どもたちが教えてくれたこと~



今回の講演は

私の実体験をダイレクトに感じていただける

乳幼児のお子さんを持つ保護者様が対象でした。

そのため、参加してくださった皆さんは

ご自身のお子さんと重ねながら話を聞いてくださったのでしょう。

みなさんが静かに涙する姿に

私の方が心を打たれる場面が多々ありました。


講演後は

「大切な人がそこにいてくれることは決して当たり前ではない・・・」

それは頭ではわかっていたことだけど、

実際子どもを亡くしたことがある人の姿を見て

はじめて自分は幸せなのだと気がついた・・・

と言ったご感想を何人かの方がお話されていました。



そして、園長先生からは

私の心を温めてくれる大変ありがたい言葉をいただきました。


「中村さんがご自身の経験を

話さなかったとしても

だれも中村さんを責めることはできません。

だけど、多くの人がしない経験を

中村さんご本人の口から聞かせていただくことで

私たちはその時の状況を感じたり

気持ちを察したりすることができます。

決して、進んで話したいことではないかもしれませんが

この経験をお話してくださることに

とても感謝します。」
と・・・。


私はその言葉を聞いて、本当に救われた思いがしました。


講師をはじめてから7年くらいたちますが、

渓太郎との経験を話すときは、

はじめのうちは自分の気持ちを落ち着かせるだけで精一杯でした。


時には、

どうして講師なんてはじめちゃったんだろう・・・

と後悔することもありました。


だけど、

どうしても守り続けたい天使との約束があって

一回ずつその約束を果たせたことに

ほっとしたり、背中を押さえれたりしてきました。

ですから、今回園長先生がくださった言葉は

私の張り詰めていた気持ちをゆっくりほぐしてくださった感じがします。


園長先生からいただいた言葉を大切にし、

今回参加してくださたみなさんの姿を忘れることなく

これからもひとつずつ約束を果たしていきたいと思います。
















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 20:54 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年06月15日

飯山市で行われる講演会のお知らせ


8月9日(土)飯山市にて講演をさせていただきます。






日時:平成26年8月9日(土)

場  所 : 飯山市公民館

開  場 : 午前9時30分
開  演 : 午前10時(午前11時30分終了予定)

料  金 : 1000円(当日、受付にてお支払い下さい)

申込方法 : 会場の都合上、下記のいずれかの方法により
        事前にお申し込みください。

① 郵便・・・・〒389-2299 長野県飯山市飯山974
        飯山郵便局 局留め いいやまママライフラボ宛

② Eメール ・・・ mamalifelabo@gmail.com

【必要事項】 お名前・ふりがな・住所・電話番号またはEメール

※申し込み後、入場券(ハガキ)を送付します。
  当日は入場券をご持参ください。

主  催 : いいやまmama life☆labo

後  援 : 飯山教育委員会

協  賛 : イーキュア株式会社

        (株)シェーン 本店・中野店

        mam`s placeなごみ 
 
        コーチ&ラッピング しあわせのたね

        ピロール長野

お問い合わせ : mamalifelabo@gmail.com  高橋



これまで「幸せな人生の創り方」は、いろいろなところでお話をさせていただいてきました。

そこで参加してくださった方から、

「人生に対する考え方が変わった」

「家族への思いが深まった」

「人生で最も大切なことに気づかせてもらった」


など、たくさんのご感想を頂いております。



中には、何度か繰り返し聞いてくださる方もいらっしゃいます。

もしかしたら今回も、前に聞いたことがあるという方が参加してくださるかもしれません。

そこで今回は、これまでお伝えしてこなかった内容を一部お伝えする予定です。

大幅な変更ではありませんが、

当時の闘病日記を再度読み直し、その時の自分と深く向き合った結果、

大切なことをお伝えし忘れていたことに気がつきました。

その部分を今回はお伝えしようと思っています。


暑い盛りでの講演会となりますが、

夏の暑さ以上に、参加してくださった皆様の心がポカポカとあたたまりますよう、

心を込めてお伝えしたいと思っております。


当日お会いできることを、心より楽しみにしております。






Posted by なかみゆ/中村美幸 at 14:43 Comments( 0 ) ・お知らせ

2014年06月14日

長野大学にて

昨日、長野大学にて1年生の授業を担当させていただきました。

3ヶ月間かけて行われる「現代社会の私たち」という授業の中の第9回目で

ゲストスピーチとしてお話をさせていただきました。

お話の内容は「命について」「生きることについて」です。

長野大学の授業を担当させていただくようになってから

今年で4年目になりますが、

初めてお話をさせていただいた1年目のときは

「若い学生さんにとって、命について考える授業はピンとこないのでは?」

という不安がありました。


しかし意外にも、

今まであまり向き合ってこなかったテーマだからこそ、

ハッと気づいてもらえたり、日常を振り返ってもらえるのだということがわかりました。

それからは、

聞いていただく方がどう受け止めるのかを考えすぎるのではなく

自分の経験やその時感じたことを素直に言葉にかえていくことが

私の役割であり、だれかのお役に立てる事なんだなぁと思うようになりました。



そして昨日の授業終了後も

教授の方から学生の皆さんにこんなお話がありました。

「中村さんがこうしてお話ができるようになるまでには、

何年もの月日が必要だったと思います。

でもこうして、実体験を共有してもらうことで、

私たちも中村さんがその時感じたことを一緒に感じることができます。

ぜひ、今日感じたことを大切にしてもらいたいと思います。」



その言葉を聞いて私はふと、

「いのちの時間」を執筆中に、プロデューサーさんから言われた言葉を思い出しました。

『誰かに作られた言葉ではなく、あなたが感じたままを、あなたの言葉で表現しなさい。』

それは今の私にとって、とても大切にしたいことのひとつでした。





Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:32 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年05月16日

入選しました

今日発表となりました
 『第4回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス』
~ がんと生きる、わたしの物語~


にて、私の作品  「幸せのあるところ」 が入選いたしました。



 『第4回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス』 ~がんと生きる、わたしの物語~ 
こちら ↑↑↑ をクリックしていただきますと受賞作品、入選作品がご覧いただけます。
(私の作品は「入賞」ではなく「入選」です(^^;))



「幸せのあるところ」はどこなのか・・・



幸せの在り処を

私に教えてくれたのは

皮肉なことに

私にとっては

もっとも憎むべき相手である、渓太郎の病気でした。


『がんと生きるわたしの物語』は、

渓太郎が他界しても完結することはなく

今でもずっと

その物語は続いていて

私はきっと

これからもその物語の意味を問い続けるのだと思います。









Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:21 Comments( 0 ) ・雑誌・TVなど

2014年03月24日

県内病院にて院内研修

先週20日(木)、県内の病院にて研修をさせていただきました。


私にとって病院は

とてもお世話になった場所であり、

たくさんのことを学ばせていただいた場所であり、

なにより医療に携わる方が

どれほど高い使命感を持って日々のお仕事をされているのかを

目の当たりにした場所でもあります。


ですから、今回のご依頼を頂いた時には大変身の引き締まるような感じがしました。

そしてそれと同時に、

医療関係者の方々に関わらせていただけることに

大きな喜びを感じました。



私は渓太郎との闘病生活の一年間の中で

病院スタッフの皆さんが

「患者さんは何を望んでいるだろう」

「患者さんにとってどうすることが幸せなのだろう」

と日々考え、悩んでいる姿を見てきました。

それはまさに、病気を治すことだけでなく

患者本人やその家族の人生そのものの質を深く考えてくださっている姿でした。


ですから、病院スタッフのみなさんは

どんなに忙しい時でも、私たち親子にぴったりと寄り添ってお話を聞いてくださり、

私の辛い気持ちを一緒に担ってくださいました。

そんな方々に支えられ、助けられ続けた一年間でした。


そして、そんな当時のことを

研修の最後にお話させていただくと、

何人もの方が目頭を押さえながら聞いてくださるのです。


実際に私たち親子と接していたのではありませんが

ほんのちょっと話しただけで

一瞬にして、患者家族としての私の気持ちを察してくださるのです。

私はそんな姿を拝見して、本当に頭の下がる思いがしました。


私たちの健康や命は、医療に携わる方たちの使命に守られ、支えられているのだと

改めて感じました。


今回研修をさせていただいたことによって

私自身にどんな役割があるのか、

また、自分の経験はどんなものにも代え難い貴重な経験だったのだと

再確認させていただきました。


お忙しい中、研修を企画してくださった院長先生はじめスタッフの皆様、

参加をしてくださった皆様、

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。
















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 22:25 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年03月17日

大阪府吹田市にて講演会

おととい(3月15日)吹田市にて講演をさせていただきましたicon12

テーマは
「幸せな人生のつくり方」





大阪での講演は、おととし大阪薫英女学院にて

保護者の皆様に向けてお話をさせていただいて以来、これで2回目です。

今回は、子育て世代の方から、人生の先輩の皆様まで

幅広い世代の方が聴きに来てくださいました。






前回の講演会で大阪の皆さんと触れ合い、

大阪の方の気さくさや親切なところにとても感動していた私は、

今回も大阪の皆さんとお会いできることをずーっと前から

とても楽しみにしていましたicon12


そして当日の朝、ワクワクしながら電車を乗り継ぎ、新大阪の駅で新幹線を降りると

改札口で大きく手を振っている人が・・・。

よく見てみると、今回私に依頼をしてくださったTさんでした。

私が走って駆け寄ると、

「遠いとこから、疲れたやろぉ。みゆ、ありがとうなぁ」と、

これでお会いするのは2回目だというのに、もうずーっと前からお友達だったかのように

声をかけてくれて、もういきなり感動レベルの優しさをいただきました!


そして会場につくと、またここでも

「遠いとこ疲れたやろぉ。本当にありがとうございます」

と声をかけて下さいましたface02・・・が、

私の心の中では

「いえ、いえ。皆さんにお会いするたびに元気になっていますよ~!」と独り言。


「ん?でも待てよ!

今日のテーマは「幸せな人生のつくり方」・・・。

こんな明るくて親切な人たちに、いったい私がなにを伝えられるというんだろうicon11

と、ちょっと不安もよぎってみたり・・・。

そんな中、講演会が始まりました。


すると、私が思っていたような不安はすぐに消え、

みなさん真剣に私のお話に耳を傾けてくださったり、

笑ったり、泣いたりしながら、

お一人おひとり、私がお伝えした以上のことを吸収してくださいました。


そして、講演が終わってからも、何人もの方がお話をしに来て下さり、

ご自身の経験をお話してくれたり、

お悩みを相談してくださったり、

私の気持ちに寄り添って応援の言葉をくださったり・・・

参加してくださった皆さんの言葉が、どれほど私を勇気づけてくれたかわかりません。


そして会場の片付けが終わると、関係者の皆さんと楽しくお茶をいただきましたface02

そこでは長野県の話にも花が咲き、

長野県の人は「いなご」や「ハチの子」を食べるとか、

戸隠そばと信州そばの違いは何かとか、

八幡屋礒五郎の七味は美味しいとか、

長野県はホンマいいところやなぁ~なんて言ってくれたりして・・・face02

もう楽しくて楽しくて、ずーっとお話していたい気持ちでした。


でも、楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまいます。

新幹線の時間が迫ってきて、会場をあとにするときには、

名残惜しくて、とてもさみしい気持ちになりました。

でも・・・

これからも大阪にお世話になることがありそうですicon12

そして次行くときには、ちょっとだけ大阪弁をマスターしておきたいと思いますface02


本当にしあわせな一日でした。

「幸せな人生のつくり方」を、

大阪の方が私に教えてくれましたicon12


もう二日前のことなのに、

今思い出しても涙が出そう・・・というか、

ちょっと泣いてしまっているicon11


最初から最後まで私の面倒を見てくださったTさん、

「なんだか前よりあかるくなったなぁ」って・・・それはTさんのおかげかもしれません。


そして関係者のみなさん、見ず知らずの私を心から歓迎してくださって

本当にありがとうございました。

私がみなさんを幸せにするはずだったのに、みなさんから幸せにしていただいちゃって・・・

なんだか恐縮ですface02icon10


そしてお忙しい中、わざわざ足を運んでくださった参加者のみなさん。

みなさんが私のお話を聞いてくださる姿や、

私にかけてくださったたくさんの言葉に

とても励まされました。


みなさんの応援を糧に、これからも精一杯がんばろうと思いますface02


またお会いできることを心から楽しみにしています!













Posted by なかみゆ/中村美幸 at 12:16 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年02月06日

中野市PTA連合会研修会にて

先週水曜日(1月29日)

中野市PTA連合会研修会にて講演会をさせていただきました。

テーマは
「幸せな人生の創り方」
~天使になった子どもたちから教えてもらったこと~


今回の講演会は

中野市教育委員会のみなさんと

中野市の小中学校PTA会長さん、副会長さんが参加される講演会でしたので

参加者の半数以上が男性でした。


普段学校で行われる講演会では、参加者の多くが女性なので

「男性の皆さんにも、しっかりとお伝えすることができるだろうか・・・」と

心配な気持ちを持ちながらの講演会でした。


しかし私のそんな気持ちを、いつでも吹き飛ばしてくださるのは

参加してくださった皆さんです。


深くうなずきながら聞いてくださる姿にホッとしたり、

真剣に聞いてくださる姿に、私の声にも力が入ったり、

涙を吹かべている姿に、一体感を感じたり・・・。


終始温かな気持ちでお話をさせていただきました。


そして後日、講演会担当の方から

『「幸せに気がつかされました」

「自分の生き方を見直す機会になった」

といった感想が多く聞かれました』


というメールをいただき、

お伝えしたかったことを受け止めていただけたことにホッしました。




中野市は私の父の実家のある場所です。

幼い頃は祖母の家の裏山に登ったり、

田んぼや畑で遊んだ想い出がたくさん詰まった場所でもあります。

なので中野市に行くと、いつの間にか小さな頃の私がよみがえって

ふと、登れそうな山を探したり、遊べそうな川を眺めたりしています。

そんな中野市で「いのちについて」「人生について」のお話をさせていただけたことが

なんだか不思議で、とても温かなご縁を感じたりしました。

しかも今回の講演会場が、ずいぶん前に亡くなった叔父が勤めていた職場のとなりだったので

なおさら不思議な気持ちも湧いてきたりして・・・。


今回このような機会を与えてくださいました教育委員会のみなさま、PTA連合会役員の皆様

本当にありがとうございました。

そして、お忙しい中お越しくださいました参加者の皆様、

貴重な時間を使って足を運んでくださり、心から感謝申し上げます。

またお会いできることを楽しみにしております。



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 13:24 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年12月22日

松代地区福祉大会にて講演会

昨日、松代文化ホールで行われた松代地区福祉大会にて

講演をさせていただきました。

テーマは

「幸せな人生の創り方」
~天使になった子どもたちから教えてもらったこと~



昨日の講演会は、

参加してくださったほとんどの方が私より人生の先輩で

さらに半分以上が男性という講演会でした。

ですから、ステージの上から皆さんを見たときに

「私がお伝えできることなんてあるのだろうか・・・」

「吸収していただけるだろうか・・・」

と不安な気持ちがこみ上げました。


しかし・・・

ほんの少しお話をしただけで、その不安は一気に安心感に変わりました。

わずか数分お話をしただけで、

うなずきながらお話しを聞いてくださったり、

中には目頭をおさえながら聞いてくださる方もいました。

そんなお姿を見ながら、

「人生の先輩だから、若輩者である私の話を聞けないのではなくて、

人生を重ねてきた方たちだからこそ、自らの経験と重ね合わせながら聞いてくださるのだ・・・」

ということに気がつきました。


そして最後、男性の役員の方が

「中村さんがこども病院の中で子どもたちから教えてもらったことを、

私たちも人生の中で活かしていきましょう」

とご挨拶してくださった時には、

子どもたちからのメッセージがしっかりと伝わったのだと思い

とても嬉しくて、少しホッとしました。



今回の講演会は、

「いのちの時間」を読んでくださった役員の方が

「自分の命も、人の命も大切にできる地域にしたい」

との思いを持たれて依頼してくださった講演でしたので

私の声にも力が入っていたのでしょうか。

「実体験のお話はとても説得力があって、心の中にスっと入ってきました」

というご感想をたくさんいただきました。




今年最後の講演会は

参加してくださったみなさんの吸収力と人生経験に支えられた講演会でした。

役員の皆様、参加してくださった皆様、

昨日は本当にありがとうございました。


松代地区の皆さまのおかげで

12月25日、渓太郎が天国へと旅立ったクリスマスの日を

温かな気持ちで迎えられそうです。












Posted by なかみゆ/中村美幸 at 20:11 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年12月02日

「monami」12月号に・・・

「monami」12月号の
【ココロの処方箋】を書かせていただきました
face02




今回は、「質問型コミュニケーション」であるコーチングスキルらしく

口答えばかりする子どもに対して有効な質問をご紹介していますvolunteer

同じ意味を持つ質問でも、

伝え方がほんの少し違うだけで

相手の受け止め方が変わってくるときがあります。

子どもとのコミュニケーションだけでなく、

仕事仲間、友人、夫婦間など、幅広く活用していただけるスキルだと思いますので

コーチングに興味のある方は是非ご覧下さいface02



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:43 Comments( 2 ) ・雑誌・TVなど

2013年11月26日

豊科北小学校におじゃましました

今日は、豊科北小学校にて講演をさせていただきましたface02

きれいに晴れた豊科の道を、ワクワクした気持ちで学校に向かいましたicon01


(相変わらず写真の技術が・・・icon11ですが・・・)

テーマは
「いのちの時間」
~自分も人も大切にするために~


今日の講演会は先生方、保護者の皆様だけでなく

5、6年生も一緒に参加をする講演会face02

「どんな子どもたちかなぁ~icon06

そんなことを考えるだけでも、テンションが上がります。

そして、なにより私と渓太郎を育ててくれた場所、豊科での講演会です。

特別な気持ちで学校に向かいました。


講演開始前に、パワーポイントの準備をさせていただきながら先生方とお話をしていると

なんと、

今年の音楽会で宮越由紀奈さんが書いた「命」という詩を歌ったクラスがあるとのこと!

なんてうれしいことでしょう!

だって、講演のトリで由紀奈ちゃんのお話をさせていただくのですから!


そして講演会がはじまると、身近な病院の中でのお話なだけに

みんなキラキラとした目をして、私のお話を聞き入ってくれていましたicon12

その目がとっても輝いていて、

私は目の前にいる子どもたちがあまりにも愛おしくてなってしまい

終始、前に並んでいる生徒の皆さんの方ばかりに目を向けていました。

後ろの席にはたくさんの保護者の皆さんが聞きに来てくださっていたので、

もっと全体を見渡しながらお話をすればよかったのですが、

子どもたちの愛おしさに目も心も奪われてしまいましたface02icon11


そんな、私のほうが心を奪われてしまう講演会でしたが、

講演後は、わざわざお礼を言いに来てくださる保護者の方や生徒さんがいたりして

とっても幸せな時間を過ごさせていただきましたicon12

そして校長室では、校長先生から

「ぜひこの話をずっと伝え続けてください!」

と言っていただき、

とっても大きな勇気をいただきましたicon12


私にとってかけがえのない場所で

ステキな先生方、保護者の皆様、生徒の皆様にお会いできたこと・・・

本当に嬉しかったですicon12


渓太郎も天国から

「お母さん、よかったね!」と言ってくれているような気がします。


豊科北小学校の先生方はじめ保護者役員の皆様、保護者の皆様、

そして、生徒の皆さん・・・

幸せな時間を本当にありがとうございました!







Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:54 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月22日

御代田北小学校にて講演会

今日うかがった学校は御代田北小学校face02

いいお天気だったので学校に向かう途中、とっても綺麗な浅間山を見ることができました。



(・・・写真の技を持たない私が撮影するとこの程度ですが、実物はもっと綺麗でしたicon12

講演会のテーマは
「子どもたちと心の通ったコミュニケーションをとろう!」



講演の中で、日頃ついつい言ってしまいがちな否定的な言葉を例にあげると、

うなづきながら思わずクスっと笑ってくださる方もいたりして、

講師の私と参加者の皆さんが、お互いに共感しあえる場面がたくさんある講演会でしたicon12


私も同じ年頃の子を持つ母ですから、

参加してくださった保護者の皆さんと同じような悩みを持ったり、

同じような反省をしたりしています。

ですから、小学校や中学校の講演会をさせていただく時は、

講師というより、参加者の皆さんと同じ、

子どもを持つ親としてお話をさせていただけるのが嬉しいです。

そして、みなさんと一緒に成長していけたらいいなぁと思っています。



今日参加ししてくださった皆さんはとっても真剣に私の話に耳を傾けてくださって、

真剣な眼差しに引き込まれそうでした。

そして、ワークも皆さん楽しそうに参加をしてくださって、

その中からたくさんの意見を聞かせていただいたりもしました。


参加してくださった先生、保護者の皆さんと一緒に進めていった講演会icon12

私もとっても楽しかったですface02



先生方、保護者役員の皆様、

そして参加をしてくださった皆様、

今日は本当にありがとうございましたface02

またお会いできる日を楽しみにしておりますnpo02





Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:31 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月20日

埴生小学校にて講演会

今日は私の地元、
千曲市埴生小学校にて講演をさせていただきました。





テーマは
命のセミナー
「幸せな人生の創り方」



今日おじゃました学校は、私の子どもたちも卒業した学校だったので、

会場の中には普段親しくお付き合いさせていただいている方や、

子どもたちがお世話になった先生方がたくさんいる中での講演でした。

ですから、私の気持ちの中にはいつもとは違った緊張感があって

新鮮な気持ちで前に立たせていただきました。


そして、いざ講演が始まると、

身近な者が経験した話だからこそ、

参加してくださった皆さんが、

人ごとではなく自分ごととして捉えてくださっているのが印象的でした。


小さくうなづきながら聞いてくださる方、

目を細めながら私を優しく見つめる方、

涙を流しながら聞いてくださる方もたくさんいらっしゃいました。


そして、そんなみなさんの姿を見ながら

「渓太郎も、ここにいる皆さんにお世話になっていたはずなんだ・・・」

という思いが混ざった時に、涙がこみ上げてきて声が詰まってしまうこともありました。


講演後も、たくさんの先生方が

「Kちゃん(娘)やKくん(息子)は元気?」

「お久しぶりですね!」

と声をかけてきてくださり、

そんな温かな先生方の姿を見ても

「渓太郎にも埴生小学校の先生方にいろいろなことを教えてもらいたかったな・・・」

という気持ちが湧いてきて、やっぱりまた涙・・・。


今日は本当に、みなさんに温かく見守られながらの講演会でした。

「幸せな人生の創り方」というテーマの中で

「今ある幸せに気がつきましょう」とお伝えしている私の方が、

みなさんから、自分の周りにあるたくさんの幸せに気づかされた一日でした。


埴生小学校の先生方はじめ保護者役員の皆様、参加してくださった皆様、

今日は本当にありがとうございました。

みなさんからいただいた、温かな気持ち、応援を忘れることなく

これからも精一杯頑張り続けたいと思います。




Posted by なかみゆ/中村美幸 at 21:16 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月18日

木島平中学校にて講演会


今日は木島平中学校にて講演をさせていただきました。




テーマは

「幸せな人生のつくり方」
~天使になった子供たちから教えてもらったこと~

今日の講演は

生徒の皆さんと、先生、保護者の皆さんが一緒に参加をする講演会だったので

生徒の皆さんを中心にお話をさせていただきました。



多感な時期の中学生に

「いのち」や「生きること」についてのお話をさせていただく時は

内容を受け止めてもらえるだろうかとても心配になりますが、

逆に多感な時期だからこそ、

たくさんのことを吸収してくれたり、気づいてくれるということもあります。


ですから私のほうが

「そうか!確かにそういうことってあるよね!」と教えてもらうこともあります。



今日も、そんな場面がたくさんありました。

「こうして普通の生活ができることの幸せに気づいていきましょう」

ということをお伝えすると、生徒の皆さんは、

そこからさらに視野を広げていろいろなことを考えてくれました。

「こうして自分は健康な体を持っているんだから、もっと部活を頑張りたい!」とか

「今の自分って、実はとっても贅沢だなと思った!」とか・・・。


そんな意見を聞いて、私は前に立ちながら思うのです。

(そうか!確かに、自分は幸せなんだと気がつけば、さらに頑張る気持ちが湧いてくる!)

(そうか!確かに、普通の生活が送れることは贅沢なことかもしれない!)

と、生徒の皆さんにいろいろなことを教えてもらいます。


ですから、講演の締めくくり言うお礼の言葉

「ありがとうございました」の中には

私の場合、

「お話を聞いてくれてありがとうございました」だけではなく

「いろいろんなことを教えてくれてありがとうございました」の意味が含まれます。

・・・もしかしたら、後者の意味の方が大きいかもしれませんface02icon10




今日も、参加してくださったみなさんから

たくさんのパワーと温かい気持ちをいただきましたicon12


木島平中学校の先生方はじめ、保護者の皆さん、生徒の皆さん

本当にありがとうございましたface02











Posted by なかみゆ/中村美幸 at 20:13 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月17日

『この世に・・・』

『いのちの時間』を出版して、半年が過ぎました。

この本から私がお伝えしたかったことの中心は、

過酷な闘病生活が私に教えてくれたこと・・・

「環境や状況が幸せを作ってくれるのではなく、幸せは気づいていくものなのだ」

ということでした。

当たり前の生活がどれほど幸せなのかと・・・。


しかし、この本を読んでくださった方が、

違った視点からとても大切なことを教えてくれました。

それは、

「この世に生まれてこなければよかった命なんてひとつもないということ・・・」



そう書かれたまさこさんのブログを読んで

ハッとしました。

「この世に生まれてこなければよかった命なんてひとつもない」・・・

そんなのは当たり前のことだと思い込んでいた自分がいました。

改めて言われて、胸のあたりがズキっとしました。



そして、

その言葉を見たとき、

私が抱えていた小さな傷が癒えていくのがわかりました。



渓太郎との闘病中、

お見舞いに来てくれた親戚の方が言った、なにげない言葉が

ずっと私の心の中に刺さっていました。

「苦しむために生まれてきたような子だ・・・」


それは渓太郎をかわいいと思うからこそ出てきた言葉でしたが、

当時の私は、その言葉をうまく受け止めることができなくて、

自分を責めるようになってしまいました。

「私が病気の体に生んでしまったんだ」

「私のせいで渓太郎は苦しんでいるのだ」と・・・。


でも、

『この世に生まれてこなければよかった命なんてひとつもない』

と書かれているのを見たとき、

改めて心の中で

「渓太郎は、決して苦しむために生まれてきたわけではなくて

幸せになるために・・・

誰かを幸せにするために生まれてきたんだよね」

とつぶやいている自分がいました。


『この世に生まれてこなければよかった命なんてひとつもない』

大切なことを思い出させてくれてありがとう。







Posted by なかみゆ/中村美幸 at 17:06 Comments( 0 ) 日々

2013年11月16日

上田高校にて講演会


今日は上田高校にて

先生方、保護者の皆様に向けての講演をさせていただきました。




(写真は役員の皆様と正門にて)


テーマは

「思春期の子どもを持つ親のためのコミュニケーション術」
~まだ間に合う!親が変われば、子どもも変わる~


今日の講演会は、

私自身が思春期の子どもを持つ親ということもあり、

参加された皆さんと一緒に

「そういうことってあるよね!」

と、笑い合える場面がたくさんある講演会でしたicon12


しかしそのほかの場面では、皆さんとても真剣!

メモを取ってくださる方も非常に多く、

中にはペンの色を変えながらメモを取ってくださったり、

何度もアンダーラインを引いている方もいらっしゃいました。


そんな皆様にお伝えしているわけですから、

当然、私の方でも力が入ります。

自分でも気がつかないうちに、かなり熱く語っていたらしく

講演後、何人かの方が

「熱く語っていただいて、楽しかったです!」

と言ってくださいました。

普段はどちらかというと「穏やかな口調ですね」

と言われることが多いので、

「熱く語って・・・」と言っていただいて

自分でもかなりびっくりしましたface08

が・・・

そう言われてみると確かに、

いつの間にか、お話する予定のなかったことまで話している自分がいましたface02

参加者の皆さんに、熱い思いのスイッチを入れていただいたのですねface02

参加者の皆さんの持つ、お子さんへの深い愛情が

私の中からいくつもの言葉を引き出してくれたのだと思います。


そのような中でお話をさせていただけて、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


上田高校の先生方、保護者の皆様にお会いできたこと、とても幸せでした。

このような貴重な機会を与えてくださった先生方、保護者役員の皆様、

本当にありがとうございました。


「必ずまた会いましょう」というお約束icon12

楽しみにしていますicon12









Posted by なかみゆ/中村美幸 at 20:08 Comments( 0 )

2013年11月15日

長野大学にて授業



今日は長野大学にて

【現代社会の私たち】 という授業の中で

ゲストスピーチをさせていただきました。







今日のテーマは

「家族が病気になったら」




長野大学にて外部講師をさせていただくのは、これで3年目になります。

毎年、学生のみなさんは私の話にしっかりと耳を傾けてくださいますが、

特に今日の皆さんの集中力は凄かったです。

最後まで、微動だにせずに集中して聞いてくださる生徒さんが何人もいました。


学生の皆さんにとっては、

家族が重い病気になったという経験がない方も多いはず・・・。

ですから、学生のみなさんの前でお話をする時は、いつでも

「私のお話を聞いても実感がわくのかな・・・」

と心配になります。

でもみなさん、耳と心をしっかりと傾けながら聞いてくださるのです。


そして、感想にはいつも

「貴重なお話をありがとうございました」

と書かれていて、

スピーチ終了後には、わざわざ私のもとにきて

「ありがとうございました」

とお礼を言いに来てくださる学生さんもいます。



最近は、若い方たちに対して心配な気持ちが湧いてくるニュースを見ることもありますが、

学生の皆さん、本当に純粋で温かいです。

私は、長野大学の授業を担当させていただくたびに

心を洗われて、温かな気持ちをたくさんいただいています。


今日も幸せな一日でしたicon12




Posted by なかみゆ/中村美幸 at 17:09 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月11日

「ありがとう」を伝えたい・・・

先日、講演会で伺った学校の保護者役員の方が、

私に、ある学校新聞を見せてくださいました。


「ここに、中村さんのことが書かれていましたよ」


そう言って渡してくれた、その新聞の表紙を見ましたが

いくら考えてみても、私が講演会などで伺ったことのある学校ではありません。


(ん? この新聞のどこに私のことが?)


と思いながら、中を拝見すると・・・・


そこには、高校3年生が

【お勧めしたい本】として

「いのちの時間」の感想を書いてくれてあったのです。




「うわー!すごい!」

思わず大きな声をだしてしまった私・・・。


そして、私がお伝えしたかったことを

しっかりと受け取ってくれているその内容を読んで

心の底から「書いてよかった!」という気持ちが湧いてきました。


この本の企画書を書いたときには、

予想できる読者対象に、小中学生や高校生は含まれていませんでした。


だけど・・・

本を読んでくださった方から

「大人だけでなく学生の皆さんにも読んでいただけるのだ・・・」ということを教えてもらいました。


小学生や中学生から感想をいただくことがあります。

そして、小学校中学校に献本をしてくださっている方がいます。

そして、今回のように、本を紹介してくれる高校生がいます・・・。


私は執筆作業をしただけですが、

こうして、「いのちの時間」を育ててくださっている方がいることに

心から感謝をお伝えしたい気持ちでいっぱいです。



本当だったら、直接お礼が言いたいな・・・

奇跡が起きて、記事を書いてくれた3年生がこのブログを読んでくれないかなぁ・・・icon12

たぶん直接伝えられないけど・・・

「本当にありがとう!」



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:29 Comments( 0 ) 日々

2013年11月08日

戸倉小学校にて講演会


今日は私の地元、

千曲市戸倉小学校にて講演をさせていただきました。





テーマは

『いのちと心の授業』
~しあわせになるためのヒント~


参加してくださったのは

3年生~6年生のみなさんと、先生、保護者の皆様face02

ステージの前に立つと、

体育館いっぱいに集まってくださった参加者の皆さんの中で、

私の目の前に並んだ、とてもかわいらしい3年生の姿が目に入りました。

(うわ~。かわいいicon12

そして、その後ろに4年生、続いて5年生、6年生と、

ひとつ列が後ろにいくにつれ、落ち着いた上級生らしい姿が見えました。

(さすが、高学年icon12

そして、そんな皆さんがしっかりと私の方に視線を向けてくれている姿を見たとき、

心の中で思いました。


「ここにいる皆さんの心に

いろいろなことが伝わるように、

気持ちを込めて精一杯お伝えしよう!」


すると、私の思いが伝わったのか、

みなさん、しっかりと心を傾けながら私の話を聞いてくれているのが分かりました。

返事をしながら聞いてくれる生徒さん。

私が投げかける問いに、その場で答えてくれる生徒さん。

そして、床の上にシートを置いて一生懸命にワークに取り組んでくれた皆さん・・・。


そんな姿を見ていたら、ありがたくて嬉しくて、私の心がホカホカと温まりました。


そして、講演をしながら、ふと気がついたのです。

「私はここにいるみなさんに、背中を押してもらっている・・・」

と・・・。


講演前はいつでも不安があります。

「本当にこれで伝わるだろうか・・・」

「私が伝えるべきことはこれでいいのだろうか・・・」

といろいろなことを考えます。

しかし、一生懸命に私の話に耳を傾けてくれている姿や、

ワークに取り組んでくれている姿を見たとき、

私はそこにいる子どもたちか

「今できることを精一杯やればいいんだよface02

と言ってもらった気がしたのです。

(その時のことを思い出していたら、家に帰ってから涙がこぼれました)


先生方、保護者のみなさまも、真剣に私の話を聞いて下さり、

内容によって、表情が優しくなったり、少し笑顔になったりしてくださっているのがわかりました。


「しあわせになるためのヒント」をお届けするはずの私が、

逆に、参加者の皆様からたくさんの「しあわせ」をいただいた一日でしたicon12


このような貴重な機会を与えてくださった先生方、保護者役員の皆様、

講演を聞いてくださった参加者の皆様、

今日は本当にありがとうございました。


皆さまからいただいた温かな気持ちを胸に

これからも精一杯頑張りたいと思いますface02






Posted by なかみゆ/中村美幸 at 20:38 Comments( 0 ) ・講師風景

2013年11月02日

昨日、コーチングセッションを受けに来てくださったAさんが

セッションルームに入るなり言いました。

「今日はね、どうしても見せたいものがあるんだ♪」

そう言うAさんの手には大きな紙袋が握られていて、

私がその紙袋の方に視線を向けると

Aさん、ちょっと笑いながら言いました。

「あ!大きな袋だけど、プレゼントじゃないの(笑)」

「ん?なに?」

「えっとねぇ・・・。じゃじゃ~ん!!」

そう言いながら、Aさんが袋の中から取り出したのは

きれいにラッピングされた『いのちの時間』




それも1冊や2冊じゃなくて、袋の中には何冊もの本・・・。

あんまりにもびっくりして、一瞬言葉を失いました。

目の前にある本には、渓流をイメージさせる水色のリボンが結ばれていて、

波打つように折りたたまれたピカピカと光る包装紙は、まさに渓流が流れる姿そのものでした。

「どうして・・・?」

涙がこみ上げて、それ以上何も言えずにいると、

Aさん、ひとこと言いました。

まさこさんがね、

せっかくプレゼントするならキレイなラッピングをしたい!って、

まきちゃんにラッピングの依頼をしたんだよ」


まさこさんが図書館などに「いのちの時間」を贈ってくださっていることは知っていました。

ですから、大切に思ってくださっているだろうことも知っていました。

でもまさか、自分の知らないところでこんなことまでしてくれていたなんて・・・。


そしてまさこさんが、まきちゃんに

渓太郎の顔が見えるようにしてほしいことや、

渓流のイメージにしてほしいことをお願いしてくれて・・・

それを聞いたまきちゃんは、

まさこさんから聞いたイメージに近づけるために、

何度も何度もいろいろな包み方を試してくれたことを知りました。


本当にうれしくて、ありがたくて、

セッションのあと、おふたりにお礼のメールをさせていただきました。


すると・・・・

いただいたお返事には

「ありがとう」

「感謝のきもちでいっぱいです」

と・・・。

おふたりはとっても大変だったはずなのに・・・。

そう思うと、お返事を見てまた涙・・・。


「いのちの時間」は私にとって、つたない自分の人生の集大成を書いた本でした。

しかし出版したあとは

読者の方からの温かい感想を拝見しても、どこかで

「本当に誰かのお役に立てるのか」

「たくさんの出版物の中のひとつでしかないのだ・・・」

と思うと、自分の力のなさを感じて落ち込むこともあったりました。

だけど、本に結ばれた水色のリボンを見たとき、

心の隅っこにあったそんな気持ちをスっと洗い流された感じがしました。

本当にありがとうね。


そして、キレイなラッピングを私に見せるために

わざわざ重たい荷物を運んできてくれたAさん・・・

Aさんのおかげで、こんなにしあわせな現実があったことを知ることができました。

本当にありがとう。



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:56 Comments( 0 ) 日々

2013年11月01日

豊科北中学校にて講演会

昨日(10月31日)豊科北中学校にて

全校生徒の皆さん、職員、保護者の皆さんに向けて講演をさせていただきました。

テーマは

「いのちの時間」
~自分も人も大切にするために~




15年前、渓太郎と一緒に生きて、渓太郎を見送った豊科で

今の私が「いのちの時間」についてお話させていただけることが決まった時、

私はとっても嬉しかったのと同時に不思議な気持ちになりました。

(あの時の過酷だった経験が、講演や本という形になったのだ・・・)

改めてそんなことを感じました。


そんな嬉しい気持ちと不思議な気持ちで始まった講演会。

私は講演会が始まってまもなくの時、いつものように聞きました。

「こども病院、知ってる人?」

すると・・・ほぼ全員の手が上がりました。

(ここは豊科なのだ・・・実感・・・)

そして、しばらくして

「渓太郎は、もし生きていれば高校1年生になっています」

と言った瞬間、3年生の皆さんがスっと首を伸ばして私の方を見つめました。

その姿を見たとき、

(そっか・・・私たちがこども病院で闘病をしているとき、

3年生はここ豊科で産声をあげていたんだ・・・)

そんな気持ちがこみ上げて、

きっと、初めて会う子どもたちばかりのはずなのに、

元気に中学生になってくれたことをとっても嬉しく思いました。


そして、私の話に真剣に耳を傾けてくれる姿も、ワークに取り組んでくれてる姿も

なんだかとっても嬉しくて、私はいつの間にか、一人の保護者になっている自分に気がつきました。

それだけ参加してくださった皆さんが、私の心を温めてくださったのだと思います。


長時間、真剣にお話を聞いてくださった生徒の皆さん、

お忙しい中ご参加くださった保護者の皆さん、

そして、

貴重な機会を与えてくださった先生方・・・

本当にありがとうございました!






Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:49 Comments( 0 ) ・講師風景