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2014年11月22日

岡谷市長地小学校にて講演

昨日は岡谷市長地小学校で講演をさせていただきました。

対象は6年生の皆さんと保護者皆様。

テーマは
「いのちと心の授業」
~自分も人も大切にするために~

長地小学校は岡谷市で一番人数の多い学校です。

そのため6年生だけで人数が120名。


講演会開始の挨拶が始まると、

ステージ横に座っている私の方を向いて

ニコニコと笑いかけてくれる生徒さんが何人かいました。

その笑顔がたまらなく可愛くて、私も思わず笑い返してしまいましたが、

さすが6年生ですicon12

私の笑顔に対してコクンと軽く頭を下げると、

すぐに前を向いて会長さんの挨拶を聞いていました。



そして、いざ講演が始まり、

途中、「渓太郎は天国へ行ってしまいました」という話に入ると、

くちびるをキュッと噛み締めながら聞いている子もいました。



いのちと心の授業では、

子どもたちにワークをやってもらうところが2ヶ所あります。

どこの学校に行っても、子どもたちは率先してワークを始めてくれます。


自分と同じ年くらいの子どもたちの中には、


「一度でいいから学校に行ってみたい」


「お友だちと遊んでみたい」


「早く家族と一緒に暮らしたい」


と夢を見ながら過酷な闘病生活を送っている子どもがいるのだと知り、

あふれるくらいの感情が湧いてくるのでしょう。



長地小学校のみなさんも、

心に湧いてきた気持ちや感想をサーっとワークシートに書き始めてくれましたface01


そのワークをやってもらったあと

「ワークをやってみてどうでしたか?」と聞くと、


本当にたくさんの子どもたちが自ら手を挙げて

自分の意見を発表してくれました。


「当たり前のことができる自分は幸せなのだと思った」

「普通の生活ができることは、当たり前じゃなくて奇跡なのだと思った」



そんな意見を聞くと、


(お伝えしたかったことをしっかりと受け取ってくれてありがとう!)


心から嬉しい気持ちが湧いてきます。


それは、私が伝えたかったことでもあるけど、

なにより

私と一緒に闘病生活を送っていた子どもたちが伝えたかったことなのです。




私にとって「いのちと心の授業」をする場所は

講師として招かれてお邪魔する場所というより

どちらかというと

私がどうしてもお伝えしたいことを子どもたちに聞いてもらう場所。



だから、お伝えしたかったことを受け取ってもらえると

「本当に、本当にありがとう」

という気持ちが湧いてくるのです。




講演会後、昇降口から駐車場まで歩いていると

たまたま会った男の子の何人かが声をかけてくれました。


「さっきはありがとうございました」


「あ!6年生だね。

お話聞いてくれてありがとうね。」



というと、その子は私に深く頭を下げながら言うのです。



「いろんなことが勉強になりました。

本当にありがとうございました。」


(そ、そんなふうに言ってくれるなんて・・・icon12


ジーンとしながら高速を運転していると、

天使になった子どもたちに向かって大声で叫びたくなりました!


『長地小学校の子供たちに聞いてもらったよ~!!!

ちゃんと受け取ってくれたよ~!!!』

岡谷市長地小学校にて講演




長地小学校の6年生のみんな、本当に本当にありがとうface02

そして、先生方や役員の皆様、保護者の皆様心から感謝申し上げます。



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Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:08│Comments(0)・講師風景
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