2013年11月02日
涙
昨日、コーチングセッションを受けに来てくださったAさんが
セッションルームに入るなり言いました。
「今日はね、どうしても見せたいものがあるんだ♪」
そう言うAさんの手には大きな紙袋が握られていて、
私がその紙袋の方に視線を向けると
Aさん、ちょっと笑いながら言いました。
「あ!大きな袋だけど、プレゼントじゃないの(笑)」
「ん?なに?」
「えっとねぇ・・・。じゃじゃ~ん!!」
そう言いながら、Aさんが袋の中から取り出したのは
きれいにラッピングされた『いのちの時間』

それも1冊や2冊じゃなくて、袋の中には何冊もの本・・・。
あんまりにもびっくりして、一瞬言葉を失いました。
目の前にある本には、渓流をイメージさせる水色のリボンが結ばれていて、
波打つように折りたたまれたピカピカと光る包装紙は、まさに渓流が流れる姿そのものでした。
「どうして・・・?」
涙がこみ上げて、それ以上何も言えずにいると、
Aさん、ひとこと言いました。
「まさこさんがね、
せっかくプレゼントするならキレイなラッピングをしたい!って、
まきちゃんにラッピングの依頼をしたんだよ」
まさこさんが図書館などに「いのちの時間」を贈ってくださっていることは知っていました。
ですから、大切に思ってくださっているだろうことも知っていました。
でもまさか、自分の知らないところでこんなことまでしてくれていたなんて・・・。
そしてまさこさんが、まきちゃんに
渓太郎の顔が見えるようにしてほしいことや、
渓流のイメージにしてほしいことをお願いしてくれて・・・
それを聞いたまきちゃんは、
まさこさんから聞いたイメージに近づけるために、
何度も何度もいろいろな包み方を試してくれたことを知りました。
本当にうれしくて、ありがたくて、
セッションのあと、おふたりにお礼のメールをさせていただきました。
すると・・・・
いただいたお返事には
「ありがとう」
「感謝のきもちでいっぱいです」
と・・・。
おふたりはとっても大変だったはずなのに・・・。
そう思うと、お返事を見てまた涙・・・。
「いのちの時間」は私にとって、つたない自分の人生の集大成を書いた本でした。
しかし出版したあとは
読者の方からの温かい感想を拝見しても、どこかで
「本当に誰かのお役に立てるのか」
「たくさんの出版物の中のひとつでしかないのだ・・・」
と思うと、自分の力のなさを感じて落ち込むこともあったりました。
だけど、本に結ばれた水色のリボンを見たとき、
心の隅っこにあったそんな気持ちをスっと洗い流された感じがしました。
本当にありがとうね。
そして、キレイなラッピングを私に見せるために
わざわざ重たい荷物を運んできてくれたAさん・・・
Aさんのおかげで、こんなにしあわせな現実があったことを知ることができました。
本当にありがとう。
セッションルームに入るなり言いました。
「今日はね、どうしても見せたいものがあるんだ♪」
そう言うAさんの手には大きな紙袋が握られていて、
私がその紙袋の方に視線を向けると
Aさん、ちょっと笑いながら言いました。
「あ!大きな袋だけど、プレゼントじゃないの(笑)」
「ん?なに?」
「えっとねぇ・・・。じゃじゃ~ん!!」
そう言いながら、Aさんが袋の中から取り出したのは
きれいにラッピングされた『いのちの時間』

それも1冊や2冊じゃなくて、袋の中には何冊もの本・・・。
あんまりにもびっくりして、一瞬言葉を失いました。
目の前にある本には、渓流をイメージさせる水色のリボンが結ばれていて、
波打つように折りたたまれたピカピカと光る包装紙は、まさに渓流が流れる姿そのものでした。
「どうして・・・?」
涙がこみ上げて、それ以上何も言えずにいると、
Aさん、ひとこと言いました。
「まさこさんがね、
せっかくプレゼントするならキレイなラッピングをしたい!って、
まきちゃんにラッピングの依頼をしたんだよ」
まさこさんが図書館などに「いのちの時間」を贈ってくださっていることは知っていました。
ですから、大切に思ってくださっているだろうことも知っていました。
でもまさか、自分の知らないところでこんなことまでしてくれていたなんて・・・。
そしてまさこさんが、まきちゃんに
渓太郎の顔が見えるようにしてほしいことや、
渓流のイメージにしてほしいことをお願いしてくれて・・・
それを聞いたまきちゃんは、
まさこさんから聞いたイメージに近づけるために、
何度も何度もいろいろな包み方を試してくれたことを知りました。
本当にうれしくて、ありがたくて、
セッションのあと、おふたりにお礼のメールをさせていただきました。
すると・・・・
いただいたお返事には
「ありがとう」
「感謝のきもちでいっぱいです」
と・・・。
おふたりはとっても大変だったはずなのに・・・。
そう思うと、お返事を見てまた涙・・・。
「いのちの時間」は私にとって、つたない自分の人生の集大成を書いた本でした。
しかし出版したあとは
読者の方からの温かい感想を拝見しても、どこかで
「本当に誰かのお役に立てるのか」
「たくさんの出版物の中のひとつでしかないのだ・・・」
と思うと、自分の力のなさを感じて落ち込むこともあったりました。
だけど、本に結ばれた水色のリボンを見たとき、
心の隅っこにあったそんな気持ちをスっと洗い流された感じがしました。
本当にありがとうね。
そして、キレイなラッピングを私に見せるために
わざわざ重たい荷物を運んできてくれたAさん・・・
Aさんのおかげで、こんなにしあわせな現実があったことを知ることができました。
本当にありがとう。
Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:56│Comments(0)
│日々