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2015年01月06日

新年のご挨拶とお知らせ


icon12あけましておめでとうございますicon12


今年もどどうぞよろしくお願い致しますface01


今年はゆっくりとお休みをいただいていたため

新年のご挨拶が今頃となってしまいました。



さきにご挨拶をいただいておりました皆さん、ごめんなさい。


そして、この場をお借りしておしらせがひとつ・・・。




ずっと抱えてきた渓太郎との約束を果たせる自分になるため

この1月より

新たな学びをはじめ、自分への挑戦をすることになりました。



それに併せてブログの方も

これまでお世話になりましたナガブロより

アメブロへお引越しすることになりました。



内容も心機一転し、

講演会情報、報告だけでなく

私がずっとお伝えしたかったことや自分の思いについても発信していけたらと思っております。



ナガブロをご覧くださいましたみなさん、本当にありがとうございました。

もしよろしければ新ブログの方もご覧いただけますよう

よろしくお願い致します。


新ブログはコチラです

↓↓↓↓↓

いのちと心の授業 ~天使になった子どもたちが教えてくれたこと~



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 00:17 Comments( 0 ) ・お知らせ

2014年12月29日

胸キュンな卒業式

明日30日、私の友人が卒業式を迎えます。



今からちょうど20年前

彼女は 女性庭師 になりました。



「庭師は男の仕事! 女には無理だ!」

と言われる中、

彼女はけっして夢を諦めることはなく、

キビシイ見習い期間を経て

夢を叶えました。




一人前の庭師になった彼女は

どんどんと腕を上げ

東京にある某一流ホテルや有名女優、

大企業の社長宅の庭を任されるまでになりました。




その後、結婚。




東京近郊での仕事を手放し

長野に嫁いでくることになります。




それまでやっていた仕事ができなくなった彼女は

「それなら一人で!」

と、長野で独立することを決めました。


自分でチラシを手作りし

一軒一軒の家の周り

ポストにチラシを入れる日々・・・。



はじめは少しの反応もありませんでしたが

少しずつ仕事が増えていき

数年すると、

大人気の庭師になっていました。



職人としての確かな腕と

笑顔が絶えない人柄により

人が人を呼び

ここ数年は新規のお客様は入れないほどの状態でした。





そんな彼女が

明日30日、

20年間続けてきた庭師を卒業するのです。






そのきっかけとなったのは

今から2年前の秋のこと。


私のもとに

突然彼女から電話がかかってきました。



「みゆ・・・今、話できる?」


元気のない声に、すかさず


「なにがあったの?」


と聞くと、

彼女はこれまで聞いたことがないくらい

か細い声で言いました。



「大切なお客さんの庭を

うまく手入れできない・・・。

腕にも限界がきているみたい・・・。」


そう言うと

ビエ~ンicon11と泣き出したのです。




クチコミで次々と依頼をいただいていた彼女は

「せっかく紹介していただいた大切なお客様を

お断りするわけにはいかない!」


と休みを返上して仕事をしていました。


しかし皮肉なことに

それによって大切なお客様の庭を

丹精込めて手入れすることができなくなってしまったのです。


「これじゃ、本末転倒だね・・・」


その時はそう言って電話を切りました。




それから1年半後の今年の夏。

また彼女から突然の電話。


「ねえ。 話したいことがあるんだけど、今から会える?」


元気そうな声にホッとした私は


「 うん!  いいよ~!」


と言って待ち合わせのファミレスに行きました。




すると

先に待っていた彼女は

私が席に着くなり、満面の笑顔で言うんです。


「私ね、今年いっぱいで今の仕事やめることにした~face02icon14




「はあface08icon10icon10??? 仕事を減らすとかじゃなくて???」




「うん! 私ね、弟子入りすることにしたんだ~face02icon14




「弟子入り???face08icon10 弟子を取るんじゃなくてぇ???」




びっくりしている私の目の前に

彼女は一枚のパンフレットを置きました。


そこにはどなたかのサインと一緒に

ひとことが添えられていました。


『いつか君と一緒に仕事がしたい!』
(といったような言葉)




「ずっと憧れているガーデンの社長に

前に書いてもらったの。

これをずっと持っていたんだよ。

でね、私、わかったんだよ。

私はずっとここで働きたかったんだって!!」




圧倒されてしまうほど

キラキラと目を輝やかせている彼女に

私は冷静を装って聞きました。



「こんなに成功しているのに手放すなんて・・・。

本当にそれでいいの?」


売上だって右肩上がり。

その年も最高益をだしていた彼女です。


すると彼女は

ますます目を輝かせながら言うんです。


「過去の実績や成功よりも

もっと大切なものを見つけたんだ!

今の私には楽しみしかないよ~♪♪」




私はここ2年間、ずっと彼女のことを見てきました。


徹底してお客様の要望に応えようとする姿や

そのために技術を向上させようと勉強を続けている姿・・・。

さまざまな庭を手がけている彼女に

私は一度聞いたことがあります。


「自分的には、どんな庭が好きなの?」


すると彼女は、ニコニコしながら言うんです。


「私は特に、これといって好きな庭はないよ。」

「えー? ないの?」

びっくりする私に彼女は言いました。


「私は自分の好きな庭が作りたいんじゃなくて

お客様が好きな庭を作りたいんだ。」




そんな彼女は

本当にお客様から愛され、可愛がられていたのだと思います。


「これ、お客さんからもらったんだface02ステキでしょ!」

と言いながら、お客さんからいただいたお下がりの服や帽子を自慢したりしていました。


そして、会うたび彼女は言いました。


「人に認められるためじゃなくて、

自分がこれでよかったと思える生き方がしたい。」


そんな生き方の基盤を作ってくれたのが

若くして他界した彼女のお母さまのようです。


そして彼女は

今年の締めくくりに

これでいい!と思える生き方への

さらなる一歩を踏み出すのです。



そして気になる、その彼女とは・・・

Garden Staff 代表あわちゃん こと

粟野原 順子さん。



ここまで読んでいただいて

「えー! あわちゃん仕事辞めちゃうのface08?」

とびっくりされた方もいらっしゃることでしょう。


私も、それはそれはびっくりしましたから・・・icon10



そんな人騒がせな (?おっと・・失礼icon11) あわちゃんは

12月30日 「 Garden Staff 代表 あわちゃん」を卒業し

1月から 「GARDEN SOIL 弟子 あわちゃん」
(弟子入りと言っても、そう思っているのは本人だけですがicon11

になります。



ナチュラルガーデンといえば
GARDEN SOIL(ガーデン ソイル) !


というくらい、全国的に有名なトコロですから

ご存知の方も多いと思いますが、

お庭に入った瞬間に

「ここは天国?」

と思ってしまうくらい

美しすぎるガーデンですvolunteer




こちらはあわちゃん作! うまい!





こんな花畑や・・・




こ~んな花畑があったり・・・




かわいい雑貨が売っていたり・・・






雑誌で特集を組まれてしまうようなガーデンですicon06



是非一度、

足を運んでみてください
face02



これは内緒のお話ですが・・・

これまでご依頼をいただいていたお客様とのお別れが惜しくて、寂しくて、
あわちゃんは何度も涙を流しておりました。





~*~ 追記 ~*~

これまで楽しませてくれたブログ 「Garden Staff日記」

そろそろ最終回となるそうです。

新しいブログも立ち上げるそうなので

乞うご期待!















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 22:02 Comments( 0 ) 日々

2014年12月07日

安曇野養護学校にて

おととい5日(金)は私の大切な場所、安曇野にある

安曇野養護学校で講演をさせていただきました。







今回の講演は

ご依頼をいただいた時から

かなり高いハードルを感じていました。


養護学校の職員の皆様に聞いていただく講演です。


間違いなく私より

さまざまなご経験をされていて

意識が高いみなさんです。


「安曇野養護学校での講演を・・・」


とご連絡をいただいたときは


「ぜひ!」

とお返事したものの、



『いつも通りの講演でいいのか・・・』



それとも



『なにか別のものを考えたほうがいいのか・・・』



私はこのふたつの間を

何度も行ったり来たりしていました。



でも、いくら考えてみても、

私は私です。



私が経験したことや学んできたことを伝えることしかできません。



結局

「いつも通り、私らしく話せばいい!」


という結論に行きつき

普段通りの「いのちのセミナー」で



「当たり前のワナを外しましょう」

「味方になる」

「人との比較を手放しましょう」



の3つをお伝えすることにしました。



そしていざ、お話をはじめると

びっくり!!


職員の皆さんは、

横向きに配置されていたイスの位置を変え、

私の方に真正面に体を向けて、

私を包み込むような優しい眼差しで私を見つめてくださるのです。


「こんなに優しい目で講師を・・・」


本当にびっくりしたんです。



だって、私が講演会に参加するときは

「勉強するぞ!」

という意気込みばかりで、

講師を労わるとか

優しい眼差しを向けるなんてことはありません。



でも・・・その時気がつきました。


「みなさんはプロなんだ・・・。」


私をひとりの講師としてだけでなく、

渓太郎とともに闘病し

付き添い看護を続けた一人のお母さんとしても受け入れて、

迎えてくださったのだと思います。



講演で私は

「大切な人の味方になる!」ということを

何度もお伝えしましたが、

最初から皆さんは

私の気持ちに寄り添い、

伝えたい想いをしっかりと引き出してくれる

「味方」になってくれていました。



そんなみなさんに

「味方になることが大切ですface02

と力説していた自分が

今思えば

ちょっと恥ずかしいですが・・・face02icon10





子どもたちから預かった大切なメッセージを

子どもたちと一緒に過ごした安曇野に

お返しできたような気がした一日icon12


本当に幸せな一日でした。



どうやって養護学校の皆さんにお伝えしたらいいのかわらないほど、

私の心の中は感謝の気持ちでいっぱいicon12



だから・・・

どうしたらご恩返しができるのかを考えようicon12




安曇野養護学校の皆さん

本当に本当にありがとうございましたicon12












Posted by なかみゆ/中村美幸 at 17:02 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月30日

すご~いブログに紹介していただきました

icon12すご~いブログに 「いのちと心の授業」 を紹介していただきましたicon12


アイデアホイホイ
~ブログを読む、というホイホイ術~

「中学生のとき知りたかったideaをhoihoi集めまくるZE」

http://idea-hoihoi.com/


一度読んだら やめられない 止まらない!ブログです。




大人だけでなく、中学生の子どもたちにも参考になることがいっぱい詰まっていますface02

「なんて答えたらいいんだろう・・・」というような質問を子どもからされたとき、

「きっとこのブログの中にヒントがあるよ!」

と見せてあげるととってもいいと思いますface02



実は先日、直接講演を聞いていただく機会があったんです。

このブログを書かれている高瀬さんに・・・。


ブログではたくさんの素敵な言葉を並べられていますが、

ご本人は言葉よりご自身の姿勢やあり方で示される、本当にステキな方でした。



何も言わずにサッと荷物を持ってくださるような方で、

ブログのファンでもありますが、あっという間にご本人のファンにもなってしまった私ですface02


ぜひ一度

「アイデアホイホイ」 http://idea-hoihoi.com/

ご覧下さいicon12













Posted by なかみゆ/中村美幸 at 23:10 Comments( 2 )

2014年11月30日

更埴西中学校にて講演

おとといは私の母校、更埴西中学校で

生徒、保護者の皆さんに向けて講演をさせていただきました。



もう、おとといのことなのに

講演会の時のことを思い出すと

うるうるとした感情が湧き上がってきて

うまく言葉になりません。




私にとって中学生に向けての講演会は

いつもハードルの高さを感じていました。


多感な時期の中学生ですから、


「中学生が、命の話に興味を持ってくれるかな・・・」


という不安を持つのと同時に、


「中には、身近な方を亡くした経験のある子がいるかもしれない」


と思うと、それとは全く反対側にある不安が湧いてきます。



さらに今回は母校ということもあり

私の心の中に置かれたハードルはググ~ンと高くなったのです。




でも


いざ講演時間になり


会場に入ると・・・



後輩たちは本当にあたたかかった。



講師紹介をされている私に

中学生がほほ笑みかけてくれるのです。




「私との間にハードルを置いている子なんて誰ひとりもいない。

こんなに興味を持って聞こうとしてくれているんだ・・・」



私だけが

勝手にハードルを置いていたことに気がつきました。



そして


『私の経験を

私の言葉で

ここにいる後輩たちに

届けたい』



ただただ それだけでお話をしました。



中学生の目に浮かんでいる涙は

それはそれは純粋で、まっすぐで


後輩たちが私に


言葉を届けるのではなく

心を届けることの大切さ


に気がつかせてくれました。






「講師の仕事がしたいのか」


と自分に問いかけてみたら


「・・・わからない。」


だけど・・・



「あの時の経験や、子どもたちから預かっているメッセージを伝えたいのか」


と聞かれれば


なんに迷いもなく 「はい」 と答えることができる。




「伝えたい気持ちにハードルなんてない」


後輩たちが私に教えてくれたことです。





先生方からも、保護者役員の皆様からも

本当にたくさんの応援をいただきました。




母校は本当に温かかった。


後輩のみんな

本当にありがとう。



先生方、役員のみなさま、保護者のみなさまも

心からありがとうございました。











これからも、渓太郎とふたりで伝え続けていくね!



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 11:02 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月27日

千曲市五加小学校にて講演

昨日は自宅から一番近い小学校で講演させていただきました。

千曲市五加小学校face02

テーマは
「いのちと心の授業」
~自分も人も大切にするために~

参加者は4年生~6年生と保護者の皆さんでした。


今回の講演は私にとって、ちょっと特別でした。

なぜなら

依頼してくださった方が

今から20年前に働いていた会社の同期、Sくんだったからです。




私は渓太郎を出産したとき、育児休暇の申請をしていました。

会社に復帰するつもりだったのです。

しかし、生後4ヶ月で渓太郎は病気になり、

私はそのまま付き添い看護生活に入ることになりました。

それはあまりに突然のことでしたので、

私はその事情を直属の上司に電話で話ししただけで、

先輩にも、同僚にも、同期の友達にも

ごあいさつすることなく、会社を辞めることになりました。



「みんなどうしているのかな・・・」



そんな思いを抱えたまま月日が過ぎ

あれから20年・・・。



お互い知らない間に親になっていて、

今年PTA役員になったSくんが

私の友人を通じてご連絡を下さいました。


『中村美幸さんっていう人が講演をしているって聞いて

「・・・もしかしたらあの中村美幸さん?」

と思って、同期のKに聞いてみたんだよ。

そしてら、

「それ、ビンゴだよ!」

っていうから、

早速、中村さんの友達のRさんに電話して連絡先を教えてもらったよ。』


20年ぶりの会話はそんな話から始まりました。

なつかしさと、以前と変わらない元気そうな声に

何とも言えない嬉しい気持ちになりました。



そんな方からのご依頼です。

「頑張るぞー!」という気持ちがわかないわけがありません。



それに加えて

五加小学校は私にとって、とても身近な小学校です。



子どもたちからしたら、きっと私は

「近所のおばちゃん」といった感じでしょう。


そんな講演会ですから、

伝えたい想いが膨らまないわけがありません。




そして、いざ講演が始まると

いつの間にか身を乗り出して話している自分がいました。



「できることなら

演台から話すのではなく

子どもたちの中に混ざって話がしたい・・・」

そんな気持ちが湧いていたのです。



そんな私の話を

子どもたちは

本当に真剣に聞いてくれて、

保護者の皆さんも背筋をピーンと伸ばしたまま

誰もそれを崩すことなく話を聞いてくださいました。



なんてありがたいことなんだろう・・・。



私は講師というより、

自分の経験や闘病中の子どもたちに教えてもらったことを

聞いて欲しくて、聞いて欲しくて

学校におじゃました近所のおばちゃん。


そんな私の話をちゃんと聞いてくれて

ワークもしっかりとやってくれるのです。





今朝、Sくんがお礼のお電話をくださいました。



子ども向けに行った講演会でしたが、

講演会のあと学級懇談会をやったことろ、

保護者のみなさまも

いろいろなことを吸収してくださり

たくさんのことに気がついてくださったとのこと・・・。




保護者の皆様の吸収力の高さに感謝です!




昨日もまた

本当に本当に幸せな一日だったなぁ~icon06



今度五加小学校の子どもたちに会えるのは

近所のスーパーとかかなぁ~icon06




五加小学校の皆様、

幸せな一日を本当にありがとうございましたicon12





きっと五加小学校のみんなも、いつもこの山見てるよねface02






Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:31 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月22日

岡谷市長地小学校にて講演

昨日は岡谷市長地小学校で講演をさせていただきました。

対象は6年生の皆さんと保護者皆様。

テーマは
「いのちと心の授業」
~自分も人も大切にするために~

長地小学校は岡谷市で一番人数の多い学校です。

そのため6年生だけで人数が120名。


講演会開始の挨拶が始まると、

ステージ横に座っている私の方を向いて

ニコニコと笑いかけてくれる生徒さんが何人かいました。

その笑顔がたまらなく可愛くて、私も思わず笑い返してしまいましたが、

さすが6年生ですicon12

私の笑顔に対してコクンと軽く頭を下げると、

すぐに前を向いて会長さんの挨拶を聞いていました。



そして、いざ講演が始まり、

途中、「渓太郎は天国へ行ってしまいました」という話に入ると、

くちびるをキュッと噛み締めながら聞いている子もいました。



いのちと心の授業では、

子どもたちにワークをやってもらうところが2ヶ所あります。

どこの学校に行っても、子どもたちは率先してワークを始めてくれます。


自分と同じ年くらいの子どもたちの中には、


「一度でいいから学校に行ってみたい」


「お友だちと遊んでみたい」


「早く家族と一緒に暮らしたい」


と夢を見ながら過酷な闘病生活を送っている子どもがいるのだと知り、

あふれるくらいの感情が湧いてくるのでしょう。



長地小学校のみなさんも、

心に湧いてきた気持ちや感想をサーっとワークシートに書き始めてくれましたface01


そのワークをやってもらったあと

「ワークをやってみてどうでしたか?」と聞くと、


本当にたくさんの子どもたちが自ら手を挙げて

自分の意見を発表してくれました。


「当たり前のことができる自分は幸せなのだと思った」

「普通の生活ができることは、当たり前じゃなくて奇跡なのだと思った」



そんな意見を聞くと、


(お伝えしたかったことをしっかりと受け取ってくれてありがとう!)


心から嬉しい気持ちが湧いてきます。


それは、私が伝えたかったことでもあるけど、

なにより

私と一緒に闘病生活を送っていた子どもたちが伝えたかったことなのです。




私にとって「いのちと心の授業」をする場所は

講師として招かれてお邪魔する場所というより

どちらかというと

私がどうしてもお伝えしたいことを子どもたちに聞いてもらう場所。



だから、お伝えしたかったことを受け取ってもらえると

「本当に、本当にありがとう」

という気持ちが湧いてくるのです。




講演会後、昇降口から駐車場まで歩いていると

たまたま会った男の子の何人かが声をかけてくれました。


「さっきはありがとうございました」


「あ!6年生だね。

お話聞いてくれてありがとうね。」



というと、その子は私に深く頭を下げながら言うのです。



「いろんなことが勉強になりました。

本当にありがとうございました。」


(そ、そんなふうに言ってくれるなんて・・・icon12


ジーンとしながら高速を運転していると、

天使になった子どもたちに向かって大声で叫びたくなりました!


『長地小学校の子供たちに聞いてもらったよ~!!!

ちゃんと受け取ってくれたよ~!!!』





長地小学校の6年生のみんな、本当に本当にありがとうface02

そして、先生方や役員の皆様、保護者の皆様心から感謝申し上げます。




Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:08 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月19日

中条小学校で講演会

昨日は中条小学校で講演会でした。

テーマは
「いのちと心の授業」

参加者は4年生から6年生の生徒の皆さんと保護者の皆さん。


生徒と保護者が一緒に参加していただくときは、

生徒の皆さんを中心にお話しさせていただき、

保護者の皆さんには参観していただくようにしています。


なので、ワークシートも生徒さん向けに作ります。

すると作っている時、ふと気がつきました。


「4年生って・・・まだ習っていない漢字がいっぱいあるよね?」


調べてみると、いきなりテーマの部分で習っていない漢字を発見!

パソコンに「ルビ」という機能があることにはじめて感謝しました。









そして、いざ講演当日となり

「今日は子どもたちも一緒かぁ♡」


と思いながら車を運転していると、

中条に入った途端、あちらこちらに「やまんば」の看板が・・・。






でもこのやまんば、なにかヘン・・・。

二本のツノを除けば、どう見ても優しいおばあさん。

しかも、やまんばに抱っこされている子どもも笑ってる?



(私が知っているやまんばは、どちらかというと子どもを食べちゃうイメージだけど・・・icon11



・・・と思った私は、携帯で調べました。


「中条 やまんば」とキーワードを入力し、

出てきた答えを読んで納得!



なんと、虫倉山のやまんばは

子どもをとってもかわいがる優しい神さまなんですって。

川遊びをして溺れそうになっている子どもや

木登りをして落っこちそうな子どもをひょいっと救って助けてくれるそう・・・。


「そういうことだったのか!」


と思ったら、

優しいやまんば神様に守られている中条の子どもたちに会うのが

ますます楽しみになりました。



そして、いざ子どもたちにお話をさせてもらうと、

子どもたちはみんな、目をキラキラさせて話を聞いてくれて、

その姿がかわいいこと、かわいいことface05


ワークも「やってください」と言う前に

みんなどんどん書いてくれて、

私の方が置いていかれてしまう感じでした。


ワークのあとは

発言するために「はい!」と手を上げてくれる子もたくさんいて

その中からひとり選ばなくてはいけない心苦しさったらありませんでした。

全員の意見を聞きたかったなぁ・・・face05



話をしながら

「子どもたちのキラキラした瞳がいつまでも輝き続けますように・・・。

みんなが幸せに成長できますように・・・。」

と願っている自分がしました。


ごく普通の生活ができる幸せを感じてもらえたかな。

周りのお友達を大切にすることで、実は自分が幸せになれるのだということをわかってもらえたかな。

ほんのちょっとでもいいから、なにか心に残ってくれたらそれで十分だなぁ。

だって、もともとすばらしい子どもたちなんだからface02





Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:28 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月16日

田川小学校にて講演

昨日は松本市田川小学校で講演をさせていただきました。

田川小学校での講演はこれで2回目。

前回講演させていただいたのはもう4年も前の2010年、

友人Nさんからご依頼をいただいての講演でした。



さらにその前の年、2009年に田川公民館で子育てセミナーをさせていただいたときのこと。

セミナー中に手を挙げて質問をしてくる一人の女性がいました。

「質問でーす!」

セミナー中に質問をされたことがなかった私は、それはそれは驚きました。

「(え~・・・なに?なに?)  どうぞ。」

というと

「今の部分をもっと詳しく教えてください。」

「あっ!実は今からその部分について説明をするところです」 (ホッ・・・(^^:))



無事セミナーが終わり、私が黒板を消していると

今度は私のところに近づいてきて、彼女は慌てたように言いました。


「私、子育て系のセミナーを広めたいと思っています。

講演の依頼とかできますか?」


彼女の想いにおされるように思わず私は


「は、はい。 ぜひ、ぜひ!」


そんなことから、その次の年、田川小学校で講演をさせていただくことになりました。

Nさんとはそれから食事に行ったり、お茶をするたびに

「一緒にセミナーを広げて行こうね!」とお話をしていました。


だから今回、田川小学校で2回目の講演をさせていただくことを知ったら

きっと彼女は飛び上がって喜んでくれたはず。

でもその彼女は数年前、病気のため天国へと旅立ってしまいました。





昨日はそんなことを思い出しながら学校へ向かいました。

すると、学校に着くなりお出迎えをしてくれた役員の方が私に言いました。


「実は私、中村さんとお会いするのは初めてじゃないんです。

公民館でやった子育てセミナーに参加していました。

Nさんと一緒に・・・。

Nさんがやりたかったことを、今でもこうして続けてくれていて

本当にありがとうございます。」



目には見えないけど

彼女の想いもエネルギーも確かにここにある・・・。


そんなことを感じました。


講演前は色々な思いがこみ上げましたが、

講演に個人的な感情を持ち込むわけにはいきません。

心のどこかに存在する切替スイッチを「ON」にして講演会場に向かいました。




そしていざ講演が始まり、参加者に配布したワークシートのタイトルに目を向けると・・・



なんと、一文字抜けている!!









いきなりやっちゃた(^^;)


「あれ~。なんか一文字抜けていますね~。

すみません! 直してください。」



と言うと、一番前の席の方が



「抜けてないですよ~(^^)」



「え~?私のシートは抜けているけど・・・」



文字抜けに気がついた役員の方が

配布前に直してくださっていたようです。



役員の方、参加者の皆さんにご協力いただきながら、和やかで楽しい講演会になりました。

きっとNさんも一緒に参加してくれていたことでしょう。



役員の皆様、ご参加いただいたみな様のますますの幸せをお祈りしています。


















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 15:36 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月13日

木島平中学校に向かう途中・・・

おとといは、木島平中学校で講演をさせていただきました。

講演会のときにはいつも

1時間くらい前には会場付近に到着して

近くをドライブしたりお散歩したりするようにしています。


その日も、いつものように中学校近くをドライブしていました。



「木島平スキー場の方に行ってみよう!」


そう思って車を進めていると、途中、なんだか不思議なものが目に飛び込んできたのです。



「ん~??? こんな山の中になぜ???」






そこには踏切りらしきものが・・・。


近くに寄ってみると、それは確かに踏切り!






思わず周りをキョロキョロ。

でもそこに線路なんてあるはずもなく・・・。


「一体これはなんだろう・・・」



学校に着くなり、出迎えてくださった先生に伺いました。


「山の中に踏切みたいなものがあったんですけど、あれは・・・」


「踏切り?」


どうやら地元の方にはあまり知られていないようです。


そんな不思議な話から会話が広がり、

校長室では先生方と楽しい会話をさせていただきました。


講演は久しぶりに少人数のセミナー形式でした。


しかもお話できる時間が、実質45分くらいしか時間がなかったので

今までで最短時間のセミナー!

ある意味挑戦ですface02


いつもは1時間半くらいかけて話す内容を

ギュウギュウに詰め込んで45分で一気にお伝えしました。


それでも最後まで真剣に聞いてくださり、参加者の皆さんに本当に感謝ですicon12

不思議な踏切を発見し、

初の45分間セミナーをさせていただき、

私にとって、なんだかとっても刺激的で楽しい一日でしたicon06












Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:56 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年11月08日

長野大学にて



昨日は長野大学の

「現代社会の私たち(生命)」の授業にて

「幸せな人生のつくり方」
~天使になった子供たちが教えてくれたこと~

をお伝えしてきました。



毎回授業をさせていただくたびに

「若い学生さんたちにとって、生死は身近なものではないはず・・・。

学生さんたちは何を得てくれるだろう・・・」

と、少々不安の気持ちが湧いてきます。




でも、昨日はっきりわかったことがありました。

若い学生さんたちにとって、もしかしたら死は身近に感じられないかもしれない。

だけど、自分の生き方を真剣に考えている学生さんがいるのだということ。



それを私に教えてくれたのは、授業のあと感想メールをくれた一人の学生さんでした。

詳しいことは書けませんが、

間違いなく私の背中を押してくれました。


「必ず幸せになれるよ。

もっともっと幸せになれるよ!」

心の底から応援していいる自分がいました。






ひとりでもいい。

天使からメッセージによって心が軽くなったり、

幸せを見つけることができるなら

その人のために伝え続けよう!

そう思った一日でした。





Posted by なかみゆ/中村美幸 at 13:48 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年10月26日

くるみ幼稚園にて講演会


昨日(25日)東御市にある「くるみ幼稚園」にて

講演をさせていただきました。





テーマは

「幸せな親になるために」
~天使になった子どもたちが教えてくれた3つのヒント~



時間より少し早く東御市に到着した私は、

場所の確認をするため、事前に園の前まで行ってみました。


そこで園の門を見たとたん、急に懐かしい記憶が蘇りました。




それは、初めて娘を保育園に預けた日のことです。

その日は、春らしいポカポカしたお天気の日でした。


「泣いちゃうかな・・・。ひとりで大丈夫かな・・・。」


そんなことを思いながら

娘と手をつなぎながら園の入口まで歩きました。


入口には保育士さんが並んで新入園児を迎えていました。


K(娘)を見つけた担任の先生は明るく声をかけてくれました。


「Kちゃん。おはよう~!」


しかし娘は、歩いていた足をピタッと止めて、私の手をギュッと握りだしました。


そんな娘の姿を見た先生は、Kのところに駆け寄ってきて

「Kちゃん。一緒に中に入ろう!」

と言って、娘を抱き抱えます。


すると娘は、体をのけぞって泣き出しました。

「おかあさ~ん!おかあさ~ん!」



顔をクチャクチャにしながら泣いている娘を見たとたん、

私の目からも涙がこぼれてきて、思わず先生に言いました。


「先生、やっぱり今日はいいです・・・。

連れて帰ります。」


しかし先生は、そんな私の言葉にも動揺することなく、

プロの姿を見せてくれました。


「お母さん。

大丈夫です。安心してください。

泣いているのは今だけです。」


はっきりと言われた私は

しぶしぶ泣いているKを先生に預けて

園舎を出ました。



しかし・・・・



私の心の中の心配は募るばかり・・・・・



「きっと、ずっと泣いている・・・。

泣きすぎて吐いたするかもしれない・・・。

もしずっと泣いていたら、やっぱり連れて帰ろう!」


そう思った私は・・・



家に帰ることなく

まるで不審者のように

門の陰に隠れて

じーーーっと、中にいるKのようすをうかがったのです。


(確かにあのときの私はストーカーでした・・・。)


しかし!

心配する私の気持ちをよそに、

Kはなにごともなかったかのように

教室に入っていくではありませんか!




「えーーー!

お母さんいなくても大丈夫なの?

もう泣かないの?

お母さんより先生がいいの?」



さっきまで泣いていることを心配していたはずなのに、

今度はわけのわからない嫉妬心・・・。

本当に自分勝手な母親でしたicon11face02icon11






そんな母親だった私が

「幸せな親になるために」というテーマで講演をさせていただくのですから、

人生何があるかわかりません。



しかし、ひとつ確かに言えることは、

当時の私は、

子どもが笑っている時はもちろんだけど、

泣いている時も

ぐずっている時も

わがままを言っている時も

おもらしをしてしまった時でさえ

幸せでしかたがなかったということです。



私がそんな風に思うことができたのは

まぎれもなく、天使が教えてくれた3つのヒントがあったからです。




くるみ幼稚園のみなさま、昨日は天使が教えてくれた3つのヒントを聞いて下さり

本当にありがとうございましたface02

お話しに耳を傾けてくださっている時のみなさんの真剣な眼差しがとても印象的でした。

たくさんの皆様にご参加いただけたこと、心より感謝申し上げます






Posted by なかみゆ/中村美幸 at 17:18 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年10月08日

塩尻市西部中学校にて公開授業


昨日(7日)塩尻市西武中学校にて

公開授業をさせていただきました。




テーマは
「いのちと心の授業」
~自分も人も大切にするために~

「いのちのセミナー」は

小学校高学年、中学生、大人の方に向けてお伝えしていますが、

一番準備に時間がかかるのが、中学生に向けてお話をさせていただく時です。


なぜなら・・・

私の子どもたちも中学生。


日常会話をしている中で、

大人の話をすんなりとは受け止めにくい年頃だということを

日々感じている私・・・。



「う~ん・・・。

どんなふうに伝えたら

多感な時期の子どもたちの心に響くのか・・・」



これが大きな課題です。



今回も、いつもの課題で頭がいっぱいになりました。


そんな時、ふと思い出したのです。



うちの子どもたち・・・

大人の言うことにはあまり耳を傾けないのに、

お友達の言うことなら、なんでも興味を持って話を聞いている


ということ・・・。



すると、ようやく答えが見つかりました。


私が講演でお伝えしていることは、

私が発見したことではなくて、

闘病中の子どもたちから教えてもらったことだった!

だとしたら

子どもたちが教えてくれたメッセージとして

そのままお伝えすれば

子どもたちは興味を持って聞いてくれるはず!



そして、昨日の公開授業では、

私が闘病中の子どもたちから教えてもらったことや、

私と子ども達が行ったやりとりを

なるべく忠実にお伝えすることにしました。


すると・・・


生徒の皆さんは

食い入るようにスクリーンを見つめたり

私の方を向いてお話に聞き入ってくれて

話の途中で行ったワークにも真剣に取り組んでくれました。



生徒の皆さんの心にはしっかりと伝わったようです。




毎日学校に行って

運動や部活動ができたり

友達と交流できること・・・

それは

当たり前のようで当たり前ではないこと。


事実、

今、重い病気と闘っている同年代の子どもたちがいるのだということ。




多感な時期の子どもたちだからこそ、

よりいろいろな感情が湧いてきて

話の中からたくさんのことを考えてくれたのだと思います。



最もお伝えするのが難しいと思っていた中学生の皆さんは

もしかしたら

私の話の中から

最もたくさんのことを吸収してくれる人たちなのかもしれません。



西部中学校の生徒の皆さん。

みなさんの吸収力に助けてもらった「いのちと心の授業」でした。

中学生の皆さんに、

当時同年代だった子どもたちのお話を聞いてもらえてとても嬉しかったです。


そして、保護者の皆様、地域の皆様。

公開授業にご参加いただき、本当にありがとうございました。

最後に

先生方、PTA役員の皆様。

準備の段階からいろいろとお気遣いいただきありがとうございました。

私にとっても大変有意義な時間となりました。

また、どこかでお会いできることを楽しみにしております♪
















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 22:54 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年10月04日

松本平「タウン情報」にて

10月2日(木)付 松本平「タウン情報」にて

桔梗小学校での講演会の様子が掲載されました。








千曲市に住む私のもとには「タウン情報」が届かないため、

PTA役員の方がわざわざ自宅までその新聞を送ってくださいました。


私は手元に届けていただいたその新聞を一枚ずつめくっていき、

ちょうど真ん中あたりまでめくったところで自分の姿を発見。


「うわ~! 幸せそうな顔してるなぁ~」

それが講演中の自分の姿を見た第一印象。



それもそのはず、

桔梗小学校での講演は

もう1ヶ月も前のことなのに、

あの時感じた温かな気持ちや幸せな気持ちが

今でも私の心の中に残っているのです。



そんなことを思いながら新聞を眺めていると、

私の携帯がメールを受信しました。


『プルルル、プルル~』


なにげなく携帯を開くと、


なんと、なんと!!


桔梗小学校の別のPTA役員さんからのメール!



『え~! すごい偶然!!』



メールの内容は、承諾をいただいておりませんので書くことはできませんが、

私にとっては本当に心温まる内容のメールでした。



私にとって「いのちのセミナー」は

私がどうしてもお伝えしたくて、聞いて欲しくて行っているセミナーです。


そのため私の中では

「エゴかもしれない・・・」

という思いが常につきまとっています。



だけど

私の心の中の葛藤を

いつも拭ってくださるのが

講演会主催者の方だったり、参加してくださったみなさんなのです。


「聞いてくださる方がいて、そこから何かを感じてくださる方がいるのなら

たとえエゴだとしてもそれでいい」

そう思わせてくれるのです。



本当に、ずっと支えられてきたなぁ。


転んだり、つまずいたり、時には起き上がれなくなるほど大転倒したりすることもあったけど、

いつもいつも周りの人に支えてもらって、背中を押してもらって、また歩き出すことができたなぁ。



あらためて幸せだなぁと思った今日一日でした。



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 22:40 Comments( 0 ) ・雑誌・TVなど

2014年09月25日

JA佐久浅間女性大学にて

今日、JA佐久浅間女性大学にて講師をさせていただきました。




テーマは「その子らしさの芽を伸ばそう!」



今日は、朝からなんとなく心の中がワクワクしていました。

なぜなら、今日講演させていただいた佐久市は私が誕生した場所だからです。



私は佐久市で生まれ、

3歳くらいの時塩尻市に移り、

5歳で松本市に行き、

10歳で千曲市にやってきました。



ですから小学校の頃は、

「幼なじみ」という言葉にあこがれたり、

「懐かしい場所」に思いを馳せたりしていました。



そして今日は朝から決めていたのです。

思いを馳せ続けていた懐かしの場所に行ってみようと・・・。

「佐久市に着いたら、

幼い頃、毎日のようにお散歩に行っていたという『鼻顔稲荷神社』を探してみよう!」

そう思い、自宅を出発しました。


そして、講演開始時間より1時間半以上早く佐久市に入り、

「鼻顔稲荷神社」を探して街の中をウロウロしました。(車でですが・・・)


すると、いつもの如く迷子になってしまい

仕方なく脇道に入って、後続車に道を譲りました。

すると、目の前に何やらふる~い鳥居が・・・。







「もしかして?・・・いや、そんなまさかぁ~」

と思ってよく見てみたら

鳥居の真ん中に、かずかに「鼻顔」の文字が・・・!


「ウソ! ここ?」


私は急いで脇道を先に進んでみました。

すると、確かにそこは私の思い出の地「鼻顔稲荷神社」だったのです!






『幼い頃の私は、毎日ここに連れてきてもらっていたのか・・・』

胸の中がジーンと温かくなる感じがしました。

その頃の私はあまりにも小さかったので、当時のことは覚えていませんが、

きっと私にとって大切な大切な場所だったのだと思います。

どこか懐かしい感じがしたのは間違いありません。



そんな温かな気持ちを抱えたまま、子育てセミナーが始まりました。

参加してくださった皆さんは、小さなお子さんをお持ちのお母さん方も多く、

会場近くにある託児ルームからは赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。

きっと、お子さんを預けたお母様方は

後ろ髪を引かれる思いでセミナーに参加してくださったことでしょう。



「泣きながら待ってくれているお子さんのためにも、

大切な時間を使って参加してくださったみなさんのためにも

セミナーの2時間を有意義で意味のある時間にしなくては!」

そんな思いが湧いてきて、お伝えしたい言葉が次から次へと私の口からながれ出てきました。



笑ったり、泣いたり、時にはびっくりしたり・・・

参加者の皆さんは様々な感情を動かしながら、私のお話に耳を傾けてくださいました。

そんなみなさんと一緒に私も

笑ったり、

涙が浮かんできたり、

びっくりしたり・・・


とても楽しく、会場がひとつになったセミナーでした。




あらためて

JA佐久浅間女性大学の担当者様、この度は貴重な機会をいただきましてありがとうございました。

そして参加してくださった皆さん、幸せな時間をありがとうございました。

また、どこかでお会いできるのを楽しみにしています♪














Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:10 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年09月06日

塩尻市桔梗小学校にて講演

おととい(4日)

塩尻市桔梗小学校PTA様
高出地区公民館様
高出地区子ども会育成連絡協議会様主催の講演会で
お話をさせていただきました。


テーマは

「しあわせな親になるために」
~天使になった子どもたちが教えてくれた3つのヒント~




その日は午後2時からの講演でしたが、

私は午前中から桔梗小学校へお邪魔させていただいていました。


なぜなら・・・


役員の皆様と一緒に給食をいただくことになっていたからです!


「給食なんて、何年ぶりだろう(^^)」


と思いながら、私がイメージしたのは、

お盆の上に

いくつかのおかずに コッペパン か ソフト麺、

そして牛乳が置かれているようす・・・。


しかし


お昼の時間になり

私の目の前に出てきたのは

なんと

ご飯の上にたくさんの具材がのった「ビビンバ丼」!


そのとなりにはトマトサラダ、そして定番の牛乳も置かれました。


「うわー!すごい♡ これって・・・ 特別メニュー?」

そう思っているところに、給食だよりが配られました。





特別メニューではなく

確かに子どもたちも食べている給食です。

しかも

おたよりを読んでみると

メニューは子どもたちが考えていると書いてあります。


実際にいただいてみると、

とってもとってもおいしくて

講演前でしたがキレイに完食させていただきました。


そして講演前にもう一つ

とても楽しいことがありました。


なんと

PTA会長さんが塩尻の観光に連れて行ってくださったのです。


会長さん自ら運転して下さり

司会をしてくださったYさんと私を

ワインで有名な「林農園」さんや

「えんぱーく」に連れて行ってくださいました。


「林農園」さんでは、到着した瞬間にぶどうの甘い香りが漂ってきて

お腹はいっぱいでしたが、なんとも幸せな気持ちになりました。


「えんぱーく」は

なんといってもびっくりしたのは

大きな大きな図書館です。

広い空間に本がキレイに並べられていて

とても心地の良い場所でした。



楽しい時間はあっという間に終わり、

いよいよ講演会の時間になりました。


講演会の前に授業参観があったため

少し遅れてのスタートとなりましたが、

講演が始まると

広い体育館があっという間に参加者でいっぱいになりました。


お話させていただいた「幸せになるためのヒント」は

私が考えたものではなく、

重い病気と闘っていた子どもたちや看護師さんから

私が教えてもらったものです。


ヒントをひとつお伝えするたびに

子どもたちや看護師さんの顔が頭の中に浮かび、

途中、何度も声が詰まリそうになりました。

しかし、そんな私を救ってくれたのは参加者の皆さんでした。


みなさんまっすぐ前を向いて

ジーッとお話に聞き入ってくださっていたため、

「お一人おひとりの心にお届けする気持ちで話をしよう。」

と思うことができ

最後まで温かな気持ちで講演をさせていただくことができました。


講演後は、役員の皆さんや参加者の方が声をかけて下さり

たくさんの感想をお話ししてくださいました。


そしておととい

メールで感想をくださったleeさんが

ご自身のブログにも講演会の感想を載せてくださいました。

leeさんはこれまで

埼玉、東京、長野の教育センターや小中高校で

多くの親子に教育相談や、カウンセリングを行ってこられた方です。

ご感想、講演の内容をわかりやすく載せてくださっていますので

ぜひご覧下さい。

leeさんのブログはこちら  ↓↓↓↓  をクリックしていただくとご覧いただけます。

http://happymiraicreate.naganoblog.jp/e1563807.html



たくさんの素晴らしい出会いに恵まれた講演会でした。


改めて

お忙しい中参加してくださいました皆さま。

講演中、ずっと心を寄せてお話を聞いてくださいまして、

本当にありがとうございました。


そして、役員の皆さま。

今回は貴重な機会をいただき、

本当にありがとうございました。

いろいろとお気遣い下さり、たいへん嬉しかったです。


最後に

会長さんと司会をしてくださったYさん、

私にとって忘れることのできない講演会となりました。

たくさんの幸せをありがとうございました。


出会った皆様のますますの幸せをお祈りしていますicon12
















Posted by なかみゆ/中村美幸 at 09:28 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年08月24日

「子どもの健全育成をすすめる会」にて

昨日(23日)屋代中学校にて

「子どもの健全育成をすすめる会」にて

講演をさせていただきました。






会のテーマは「幸せな人生ってなんだろう」


このテーマは、

私がこれまでずっと自分に問い続けてきたテーマでもあったので

改めてこども病院での生活を振り返ったり、

当時の気持ちと向き合ったりしながら

講演内容を考えました。


そこで行き着いたことは、


「過酷だった付き添い看護生活が

私を大きく成長させてくれた。

そして、間違いなく私は幸せだったんだ。」

とうことでした。


昨日はその気持ちを

そのままお話しさせていただきました。


すると

自然と、お一人おひとりの目を見ながら話している自分がいて、

いつの間にか、みなさんと一対一でお話しさせていただいているような気持ちになりました。


参加してくださったみなさんも、まっすぐ私の目を見てくださっていたのだと思います。

瞳を通して、お一人おひとりと心が通っている感じがして

私はとても温かな気持ちでお話させていただくことができました。


そして講演後・・・・

ひとりの女性が後ろから声をかけてきてくれました。


「こんにちは!」



「はい」 と言って、私が振り向いた瞬間・・・・


私のまぶたは一瞬にして、涙でいっぱいになりました。




そこに立っていたのは、

当時、渓太郎の看護をしてくださった看護師さんだったのです。


「Nさん・・・」


私はあまりにびっくりして、それ以上言葉も出ませんでした。


するとNさんの方から、あの時と変わらない優しい声でお話をしてくれました。



「今日のお話を聞いて、当時のこと全部思い出したよ。


なつかしかった・・・。


渓ちゃんが入院してきたときのことも、


渓ちゃんを見送ったときのことも、


全部覚えているよ。



入院したばかりの時は、

お母さん、本当に辛そうだったよね・・・。



それも覚えてる。



でも、途中からすごく明るくなったことも、覚えてる。


ホントにいろんなことがあったよね。


あのとき経験したこと、私もすごく大切にしているんだよ。」



涙を流しながらお話するNさんは、

あの時となんにも変わっていませんでした。


渓太郎の病状が悪化し、

もう施す治療がないとわかったとき、

私と一緒に泣いてくれたのがNさんでした。



「渓ちゃん」「渓ちゃん」と名前を呼びながら渓太郎を抱っこして、

ただ、ひたひたと涙を流してくれたのです。


Nさんのその姿を見て私は、

張り裂けそうな心の痛みを半分担ってもらったような気持ちになり、

どうにか自分の心を立て直したことを覚えています。



どんなふうに感謝の言葉を伝えたらいいのかわからず、

「あの時は本当にありがとうございました」と

17年前のできごとに感謝をお伝えしましたが、

今日の講演を聞いていただいて、

当時の私が


どれほど先生や看護師さんに支えていただいていたのか、

そして、どれほどたくさんの学びを与えていただいたのか・・・


それを知っていただくことができて

本当に本当にうれしかったです。







改めて・・・

講演会に参加をしてくださった皆様。

暑い中、私の話に真剣に耳を傾けてくださって

本当にありがとうございました。

また、先生方、役員の皆様。

地元でお話をさせていただけるという、大変貴重な機会を与えてくださいまして

本当にありがとうございました。


皆様のますますの幸せをお祈りしておりますicon06



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 12:01 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年08月10日

いいやまmama life☆labo講演会

昨日8月9日(土)

いいやまmama life☆labo主催の講演会で

講師をさせていただきました。

テーマは

「幸せな人生の創り方」
~天使になった子どもたちが教えてくれたこと~






今回の講演会は

私にとって特別な講演会でした。


なぜなら、私は何年も前から

「いいやまmamalife☆labo」代表の高橋昌子さんの想いを

聞かせていただいてきたからです。


「子どもたち一人ひとりに存在価値をもってもらいたい」

「子育てに悩むお母さん方の力になりたい」


高橋さんご自身が子育てに悩み続けていたことから発生したその想いは

決して忘れられることはなかったものの

だからと言って、その思いをどのようにしてカタチにしたらよいのかと

何年も悪戦苦闘している姿を見てきました。


そして、ご自身の想いをカタチにするため

今年「いいやまmamalife☆labo」を立ち上げ、

その第一回目の勉強会の講師として

私に声をかけてくださいました。


「昌子さんの大切な夢実現のお役に立てるなら・・・」

と思いお引き受けしたものの、

なんといっても、大切な第一回目の勉強会です。

私は、スーッと気持ちが引き締まる感じがしました。


その日から

「どのようにして昌子さんの想いを大切にしたらよいのだろう・・・」

と考え続けていると、

ふと、昌子さんが講演依頼をしてくださった時の言葉を思い出しました。


「みゆの話を聞いて、私でも幸せになっていいんだと思えたんです。

だから、多くの人に幸せになってもらいたいと思ってお願いしました。」


その言葉を思い出したとき、

「そうか!そのまま話せばいいんだ。私の言葉で、素直に話せばいいんだ!」

そんな気持ちになり、すっと気持ちが楽になりました。



そしていざ当日を迎えると、

参加者名簿を拝見して驚きました。


そこには、

私が伺っていた参加者人数のおよそ倍の数のお名前が並んでいたのです。

遠くは松本市や栄、東御市などからもお越しくださっていて、

先日参加させていただいた更埴教育会からも先生がお越しくださいました。

本当に、本当に、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。


講演が始まると、参加してくださったみなさんの姿から、

私の言葉一つひとつに共感しながら聞いてくださっていることが伝わってきました。


天使になった子供たちの声を聞きながら、

皆さんとてもやさしい目をされて、

中には静かに涙を流す方もいらっしゃいました。


私は、そんなみなさんの姿に引き込まれ、

心の中からどんどんと言葉が溢れてきました。


そのため、あっという間に予定時間は終わりに近づいてしまい、

後半は少し駆け足でお話をさせていただくことになってしまいました。



講演後はたくさんの方が声をかけて下さり、

一緒に写真を撮ったり、お話を聞かせていただきました。

いくつか講演依頼のご相談もいただき、

新たなご縁に、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。


最後になりましたが、

お忙しい中、ご参加くださいましたみなさま、

本当にありがとうございました。


今回の講演のサポートをしてくださったみなさん、

私の気がつかないところでいろいろなお手伝いをしてくださっていたと聞いています。

本当にありがとうございました。


主催者の昌子さん。

私に素晴らしい機会を与えてくださったこと、心から感謝しています。

第一回目の勉強会は、私がたくさん学ばせていただいた勉強会でした。


そして、今回の講演会のご協力してくださいました協賛企業の方々。

皆様のご協力により、無事、講演をさせていただくことができました。

心より御礼申し上げます。


皆様の幸せを

心よりお祈り申し上げますhealth






講演会場には
「リリーオンコロジーオンキャンバス」で入選した写真とエッセイ
「いのちの時間」が出版された時の新聞記事が展示されました。














Posted by なかみゆ/中村美幸 at 09:45 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年08月02日

更埴教育会「教育を語る会」にて

去る7月31日(木)

第40回 更埴教育会 「教育を語る会」にて

パネリストをさせていただきました。


テーマは

『~人と人とのつながり~ 今、私が大切にしているもの・こと』


今回のお話をいただいた当初は、

「私なんかが、先生方に何をお伝えしたらいいのだろう・・・」

という思いがあった反面、

今でも憧れの存在である先生方とご一緒させていただけるということは、

私にとって、滅多に経験することができない貴重な機会でもありました。

私は勇気を振り絞って

「私でもよろしければ、お願いします。」

とお伝えし、パネリストをさせていただくことになりました。


当日はたくさんの先生方がお集まりになり、

会場は先生方でいっぱいになりました。

パネルディスカッションの時間になり、ステージにあがった私は

「毎日のお仕事だけでも多忙をきわめているはずなのに、

こんなにたくさんの先生方がお集まりになるなんて・・・。」

と思うと、本当に頭の下がる思いがしました。


そして、「私のような者が何を・・・」

という心配が消えないままお話をさせていただきましたが、

私のような未熟者の話でも、先生方はしっかりと耳を傾けてくださいます。

先生方の吸収力の高さに助けられ、私の心配はあっという間に消えてなくなりました。


その後は、講演会、分散会があり、懇親会にも参加させていただき、

たくさんの先生方とお話をさせていただきました。

先生方と真剣にディスカッションする時間と、

お食事をいただきながらざっくばらんにお話をする時間があったということです。

どちらの時間の中でも私が思ったことは、

先生方は私が思っていた以上に温かい!

ということです。

先生からのお話の中で、

ふだん聞くことができない子どもたちへの深い思いを聞かせていただきました。

また、だからこそ生じる葛藤を聞かせていただきました。

私は母親として、

安心して子どもたちの学校生活を先生方にお任せしようと、

改めて思いました。


コーチングでは、

相手を大切にするために

「その人の立場に立つ」ということを大事にしますが、

その日、朝から夕方まで先生方とご一緒させていただく中で、

外部から一人参加をした私が、

心細くなったり寂しい思いをしたりすることは、

わずな時間もありませんでした。

いつでも、どなたかが声をかけてくださったり、

ご挨拶に来てくださったからです。

先生方は自然にやってくださったことだと思いますが、

常に私の立場に立ってくださっていたのだと思います。


今回のパネルディスカッションは、

私はパネリストとして参加をさせていただきましたが、

パネリストとしてだけではなく、一人の母親として、

本当にたくさんのことを学ばせていただき、

多くの気づきをいただいた時間でした。



教育を語る会に関わるすべての先生方に心より感謝申し上げます。




PS~

先生方とお話をしながら、
私は小学校6年生だった時のことを思い出していました。
悪さをした私のほほをパチンと叩いた担任の先生の頬に、大粒の涙がこぼれていたときのこと・・・。

私が先生という存在を好きになったのは、あの涙を見たときからだなぁ(^^)



Posted by なかみゆ/中村美幸 at 18:26 Comments( 0 ) ・講師風景

2014年08月02日

岡谷市湊公民館にて

7月30日(水)岡谷市湊公民館にて
輝く子育て支援学級の講師をさせていただきました。

テーマは「幸せな親になろう!」

岡谷市で行われている子育て支援学級では
毎年、どちらかの公民館に呼んでいただき、
セミナーをさせていただいています。

そして、今回お邪魔させていただいた湊公民館は
諏訪湖を一望できる高台にあり、
近くにはヨットハーバーがある、なんとも素敵な公民館でした。



(この写真では、湊公民館がどれくらい素晴らしい場所にあるのかお伝えできず残念ですicon11



そして参加してくださったみなさまも、
そのロケーションに負けないくらい笑顔のすてきなお母様方で、
セミナーが始まる前から、楽しくお話をさせていただいていました。

しかしその間、託児ルームからはお子さんたちの泣き声が聞こえてきます。
お母様方が後ろ髪を引かれる思いでこのセミナーに参加してくださっているということは
明らかでした。

「お母様方が、後ろ髪を引かれながら作ってくださった時間。
少しでも幸せな気持ちをお届けできるようにがんばろう・・・。」

泣いているお子様たちに申し訳ない思いを感じながら、自分に言い聞かせました。

セミナーが始まると、
私が話す内容と、ご自身のお子さんの姿が重なったのか、
ほとんどのお母様が涙を浮かべながらも真剣に、
私の話に耳を傾けてくださいました。

セミナー後は、わざわざお礼を言いに来てくださる方や
ご自身の相談に来てくださる方もいて、
お話する機会を与えていただけたことに、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。


湊公民館の皆様、支援学級のみなさま、
この度は本当にありがとうございました!





Posted by なかみゆ/中村美幸 at 16:08 Comments( 0 ) ・講師風景