おととい突然思いだした。
(そういえば、渓太郎の付添いをしているとき、母に何通か手紙を書いたよなぁ・・・。
母宛てに書いた手紙なら、当時の気持ちが素直に書いてあるのでは…)
すぐに母に電話をしました。
「ねぇ、私が付添いしているときに出した手紙とってある?」
「あるよ!大切にとってあるよ!でも、今年の春、
「これを見るたびに渓太郎を思い出して悲しくなるから捨てようかな・・。」
と思ったんだけどね…。」
「それ、見たいから、今度持ってきて!」
昨日、母がその手紙を持ってきてくれた。
きれいな和紙に包んで大切に保管されていた。
しょっちゅうお見舞いに来てくれて会っていたのに、
こんなに手紙を書いていたんだな・・・。
一通ずつ中を開くと、当時の正直な気持ちが記されていた。
「こういう状態になると、平凡な毎日って幸せなんだ・・・と気が付きます。」
「病気の子ども達はかっこいいですよ!
すごくたくましいんだから!
私はまだまだここにいる子たちには追いつけません。
つらいくせに、すごく明るくてやさしくて・・・~~」
当時の私の記録を大切にとっておいてくれてありがとう。
この記録もちゃんと活かそう!