昨日は中条小学校で講演会でした。
テーマは
「いのちと心の授業」
参加者は4年生から6年生の生徒の皆さんと保護者の皆さん。
生徒と保護者が一緒に参加していただくときは、
生徒の皆さんを中心にお話しさせていただき、
保護者の皆さんには参観していただくようにしています。
なので、ワークシートも生徒さん向けに作ります。
すると作っている時、ふと気がつきました。
「4年生って・・・まだ習っていない漢字がいっぱいあるよね?」
調べてみると、いきなりテーマの部分で習っていない漢字を発見!
パソコンに「ルビ」という機能があることにはじめて感謝しました。
そして、いざ講演当日となり
「今日は子どもたちも一緒かぁ♡」
と思いながら車を運転していると、
中条に入った途端、あちらこちらに「やまんば」の看板が・・・。
でもこのやまんば、なにかヘン・・・。
二本のツノを除けば、どう見ても優しいおばあさん。
しかも、やまんばに抱っこされている子どもも笑ってる?
(私が知っているやまんばは、どちらかというと子どもを食べちゃうイメージだけど・・・)
・・・と思った私は、携帯で調べました。
「中条 やまんば」とキーワードを入力し、
出てきた答えを読んで納得!
なんと、虫倉山のやまんばは
子どもをとってもかわいがる優しい神さまなんですって。
川遊びをして溺れそうになっている子どもや
木登りをして落っこちそうな子どもをひょいっと救って助けてくれるそう・・・。
「そういうことだったのか!」
と思ったら、
優しいやまんば神様に守られている中条の子どもたちに会うのが
ますます楽しみになりました。
そして、いざ子どもたちにお話をさせてもらうと、
子どもたちはみんな、目をキラキラさせて話を聞いてくれて、
その姿がかわいいこと、かわいいこと
ワークも「やってください」と言う前に
みんなどんどん書いてくれて、
私の方が置いていかれてしまう感じでした。
ワークのあとは
発言するために「はい!」と手を上げてくれる子もたくさんいて
その中からひとり選ばなくてはいけない心苦しさったらありませんでした。
全員の意見を聞きたかったなぁ・・・
話をしながら
「子どもたちのキラキラした瞳がいつまでも輝き続けますように・・・。
みんなが幸せに成長できますように・・・。」
と願っている自分がしました。
ごく普通の生活ができる幸せを感じてもらえたかな。
周りのお友達を大切にすることで、実は自分が幸せになれるのだということをわかってもらえたかな。
ほんのちょっとでもいいから、なにか心に残ってくれたらそれで十分だなぁ。
だって、もともとすばらしい子どもたちなんだから