昨日、グリーフケアに関する講演会にて講師をさせていただきました。
テーマは
「深い悲しみあら立ち上がり、今を生きる」
主催は
「がん患者家族・遺族の会」でしたが、
会員以外の方も多数お越しくださいました。
とくに、
医療関係者の方も興味を持ってくださり、
何人かのお仲間で参加をしてくださったことはとてもうれしかったです。
医療関係者と私たちが良好な関係を築き、
闘病し、幸せの中、渓太郎が旅立ったということで
興味を持たれたとのことでした。
子が親より先に旅立つ、順序通りにいかない死別は
最も深い悲しみのひとつであると言われています。
しかし、それを経験した私が、
どうしてその後前向きに生きることができたのか、
それにはなにが必要だったのか・・・
私にとって、もっとも効果的だったグリーフケアをふたつご紹介しました。
今回、私に依頼をしてくださった主催者の方は、
やはり、ずっと不思議に思っていたようです。
「順序通りにいかない死別経験をしているのに、
どうして、過酷だった闘病生活を幸せだったと言えるのか・・・」
「死別後、どうして前向きに生きられるのか・・・」
そして、今回お話を聞いていただいて、
その理由がはっきりわかったとおっしゃってくださいました。
今後も「患者家族の会・遺族の会」主催の講演会、勉強会を
引き続き行わせていただくことになりました。
大切な方との死別をされた方の深い悲嘆経験が、
大切でかけがえのない思い出となりますように
渓太郎と一緒にこれからも活動をしていきたいと思います。