今日、中央区立城東小学校にて、公開授業をさせていただきました。
テーマは
「命と心の授業」
東京駅のすぐ近くに小学校があることがわかっていた私は、
駅を出たところで
「さて、学校はどっちの方向かなぁ・・・」と少しキョロキョロしていたら、
なんとすぐ目の前が小学校でした!
昭和4年に建てられたという(私の記憶が間違っていなければ・・・)その校舎は、
まるで映画にでも出てきそうなステキな建物で、
とくに上部が丸い形をした窓は、何とも言えない温かな雰囲気を醸し出していました。
「なんてすてきな学校なんだろう・・・」
そんなことを思いながら、校舎の中に入ると、何人かの先生方が温かく迎え入れてくださり、
副校長先生はていねいに学校内を案内してくださいました。
そこで私は、校舎を見てからずっと気になっていたことを先生に質問しました。
「屋上はフェンスが張られていましたが、あそこには何があるんですか?」
すると、先生は
「じゃあ、屋上も行って見ますか?」
と言って、屋上も案内をしてくださいました。
すると・・・なんと、屋上にあったものは・・・
田んぼと畑!
「えー!すごいですね!」
屋上の出入り口には、長野在住の私でもびっくりしてしまうくらいに、
長靴や肥料、麦わら帽子が用意されていて、なんと脱穀機までありました!
そんなワクワクしたまま授業が開始されました。
まず3時間目は低学年の「いのちとこころの授業」。
低学年の皆さんには、
「どんな人の心の中にも
『誰かを喜ばせたい』 『誰かを幸せにしたい』という温かい心があるんだよ」
と言うことを中心にお伝えしました。
すると、1年生から3年生の皆さんはしっかりとそれを受け止めてくれて、
お友だちを幸せにするカードゲームを、とても嬉しそうに行ってくれました。
そして、4時間目は高学年の「命と心の授業」。
高学年のみなさんには、
「普段当たり前に送っている毎日が、実はどれほど幸せなことなのか」
ということを実感してもらうための授業を行いました。
大人でもついつい忘れてしまう「当り前の幸せ」・・・。
でも、子どもたちはみんなとっても真剣に話を聞いてくれて、
驚くほどの吸収力を見せてくれました。
「私がずっと当たり前だと思ってきたことは、本当はとっても幸せなことなんだと思いました!」
「当たり前だと思っていたことは、本当はありがたいことでした!」
そんな意見がたくさん出てきました。
みんなの視野が一気に広がった瞬間に出会えた気がして、
私の方が圧倒されてしまうほどでした。
素晴らしい先生方と温かな保護者の皆様に囲まれた、城東小学校の元気で明るい生徒さん。
私はそんな皆さんから、今日はたくさんの心の栄養をもらった気がしています。
「またお会いしたい♪」
そんなことを心から思わせてくださる皆さんでした。
最後に・・・
貴重な機会を与えてくださった先生はじめ、お忙しい中、参観をしてくださったみなさん。
そして、楽しく真剣に授業を受けてくれた城東小学校のみんな・・・
今日は本当にありがとうございました!